先日、ふと耳にした、夏休み中真っ最中のアメリカで起きた水の事故のニュース。
3人の黒人少年が犠牲となったそのニュース報道の中で、いかにもアメリカっぽかったのが、
「統計によると黒人の溺死率は白人の3倍という結果が発表されました」という件(くだり)。
その原因として挙げられていたのが
① 多くの黒人家庭ではスイミング・スクールに通うわせる経済的余裕がない。
② そもそも、アフリカ大陸の祖先から引き継いだDNAからして黒人は水泳が嫌い。
③ 「水泳は白人がやるもの」という考え方がブラック・コミュニティーでは一般的。という3点。
多様な人種・文化からなるアメリカに限らず、どこの国にもこういうステレオタイプ(固定観念)
ってありますね。差別や社会的不正を助長するようなステレオタイプは、偏見に過ぎないので
もちろんよろしくないのですが、でもね...
ステレオタイプこそすべてのお笑いの根源じゃないですか!
ってことで、今日ご紹介する映像は私のお気に入りB級映画「アンダーカバー・ブラザー」から。
アメリカ社会からすべての黒人文化を根絶しようと企むザ・マン(=白人至上主義者?)の陰謀
と戦うために結成された諜報機関 Brotherhood が白人社会に送り込んだ, アフロ・ヘアーの
潜入捜査官(=undercover detective)がこのストーリーの主人公。
まあ端的に言って「オースティンパワーズ」の黒人版だと思ってください。
今日の場面。
おとり捜査を行うために白人企業にアンダーカバー・ブラザーが潜入。
その準備として諜報機関の実験室にて彼の「白人社会適応度」を確認するためのテストが行われます。
まずはなぜかサンドウィッチが用意されます。それを一口食べると...突然吐き出す
アンダーカバー・ブラザー。
「やめろ、こら!殺す気か!われ!」
「白人が牛耳るアメリカ社会に溶け込むにはマユネーズが食べられないと駄目なんです!」
黒人はマヨネーズが嫌い。
腕時計に仕組んだホット・チリ・ソースで味をごまかす方法を伝授するも、あまり乗り気でない
潜入捜査官。
そこで今度は、白人男性の共通体験や思考回路を一瞬にして黒人たちに注入するために開発された
装置、「白人の心象風景」(CaucasiaVison)で洗脳を図ります。
その映像ですが...白人社会が良しとするもの(=黒人社会がダサイ・キツイと感じているもの)
つまり、ステレオタイプのオンパレードなのです。潜入捜査官もたまらずギヴ・アップ!
「白んぼ過多!白んぼ過多!(Caucasian Overload!)」と絶叫します!
「白すぎる!到底、一人の黒人には無理な内容だ...」ってお馬鹿すぎる。最高!
拷問にも似た洗脳の途中で「僕には白人が見えるんだ(I see white people) 」の件は、
映画シックス・センスの「僕には死んだ人が見るんだ( I see dead people )」のパロディですね。
洗脳前に巨大めがねをかけさせられるアンダーカバー・ブラザーが思わず一言。
「ジョージ・クリントンみたいじゃん!We want the funk ...」
で、Bootsy と Snoop Dog がセルフ・カバーしたこのファンク名曲をお聴きくだされ。
問答不要の uncut funk! 暑い夏はお馬鹿なファンクが最高!
3人の黒人少年が犠牲となったそのニュース報道の中で、いかにもアメリカっぽかったのが、
「統計によると黒人の溺死率は白人の3倍という結果が発表されました」という件(くだり)。
その原因として挙げられていたのが
① 多くの黒人家庭ではスイミング・スクールに通うわせる経済的余裕がない。
② そもそも、アフリカ大陸の祖先から引き継いだDNAからして黒人は水泳が嫌い。
③ 「水泳は白人がやるもの」という考え方がブラック・コミュニティーでは一般的。という3点。
多様な人種・文化からなるアメリカに限らず、どこの国にもこういうステレオタイプ(固定観念)
ってありますね。差別や社会的不正を助長するようなステレオタイプは、偏見に過ぎないので
もちろんよろしくないのですが、でもね...
ステレオタイプこそすべてのお笑いの根源じゃないですか!
ってことで、今日ご紹介する映像は私のお気に入りB級映画「アンダーカバー・ブラザー」から。
アメリカ社会からすべての黒人文化を根絶しようと企むザ・マン(=白人至上主義者?)の陰謀
と戦うために結成された諜報機関 Brotherhood が白人社会に送り込んだ, アフロ・ヘアーの
潜入捜査官(=undercover detective)がこのストーリーの主人公。
まあ端的に言って「オースティンパワーズ」の黒人版だと思ってください。
今日の場面。
おとり捜査を行うために白人企業にアンダーカバー・ブラザーが潜入。
その準備として諜報機関の実験室にて彼の「白人社会適応度」を確認するためのテストが行われます。
まずはなぜかサンドウィッチが用意されます。それを一口食べると...突然吐き出す
アンダーカバー・ブラザー。
「やめろ、こら!殺す気か!われ!」
「白人が牛耳るアメリカ社会に溶け込むにはマユネーズが食べられないと駄目なんです!」
黒人はマヨネーズが嫌い。
腕時計に仕組んだホット・チリ・ソースで味をごまかす方法を伝授するも、あまり乗り気でない
潜入捜査官。
そこで今度は、白人男性の共通体験や思考回路を一瞬にして黒人たちに注入するために開発された
装置、「白人の心象風景」(CaucasiaVison)で洗脳を図ります。
その映像ですが...白人社会が良しとするもの(=黒人社会がダサイ・キツイと感じているもの)
つまり、ステレオタイプのオンパレードなのです。潜入捜査官もたまらずギヴ・アップ!
「白んぼ過多!白んぼ過多!(Caucasian Overload!)」と絶叫します!
「白すぎる!到底、一人の黒人には無理な内容だ...」ってお馬鹿すぎる。最高!
拷問にも似た洗脳の途中で「僕には白人が見えるんだ(I see white people) 」の件は、
映画シックス・センスの「僕には死んだ人が見るんだ( I see dead people )」のパロディですね。
洗脳前に巨大めがねをかけさせられるアンダーカバー・ブラザーが思わず一言。
「ジョージ・クリントンみたいじゃん!We want the funk ...」
で、Bootsy と Snoop Dog がセルフ・カバーしたこのファンク名曲をお聴きくだされ。
問答不要の uncut funk! 暑い夏はお馬鹿なファンクが最高!