先週のタモステで披露された2006年の Perfume の「コンピューター・シティー」。

発売当時は全くといっていいほど売れなかったこの曲を11月3日の東京ドーム公演前の
この時期に地上波初披露!ということでファンの皆様の間では前後2,3週間は話題沸騰
なのでした。

  完璧な 計算で 造られた 楽園で
  ひとつだけ 嘘じゃない 愛している

ライムスター宇多丸師匠がいみじくもその秀逸なる論考の中で述べられていたように、
この最初の数行の歌詞以上に「アイドル」の虚構性とそこにこめられた一遍の真実(ファンへの
愛?)を唄ったJ-POPはないでしょうね。

ヤスタカ氏、作詞家としても凄すぎます。


  記憶と記憶の間たどって  誰も見たことのない場所へ
  夢の中で描いていた場所へ ありふれたスピードを超えて

  もうすぐ 変わるよ 世界が
  もうすぐ 僕らの  何かが 変わるよ


「僕らの何かが変わる」、そんな幻想を抱かせてくれる、そんな心躍らせてくれる音楽を
僕らリスナーは待っているのです。ビートルズの時代から、偉大なるポップスの使命とも
いえるでしょう。

ポリリズムと共にこの曲には何か不思議な innovation (革新性)を感じてしまうのでした。


 Perfume / Computer City  

※ PV(最高です!)と武道館ライブまでのライブ映像をミックスしたもののようです。





「攻めの年」ということでこの秋もCMでがんばっているようですね。



ドームチケット2分で完売って本当?

DVDの発売を待つしかないようです。