3日連続おめでとう。たぶん次回の更新は大晦日あたりでしょうかねえ。


デビット・ボウイ氏。20数年前は良く聞いていましたよ。もちろんクラッシック・ロック探求
の一環としてですが。

70年代中期、「ジギースタダスト」に代表される、色んなコンセプトもの、シアトリカルな
イメージ戦略が行き詰った
(?)ボウイ氏が、たどり着いたのが南部のソウル・ミュージック
だったらしいのです。

中でも、サウンドはもろロイク(黒い)なのに演奏しているミュージシャンは皆白人、ということで
その独自なグルーブ&いなたさに対して多くのミュージシャンたちからラブ・コールを受けた
「マッスル・ショールズ・スタジオ」などのスタジオ・ミュージシャンたちを従えてリリース
した Young American の頃の彼はいまだに好きですね。

で、今日のこの曲はやはりその当時のもの。確かジョンレノンとの共作だったような気がします。

かの ファンク帝王 James Brown 師匠を 「オレのアイデアをパクッた!」と怒らせた
といういわくつきの曲ですが、原曲以上にこの2000年代バージョンは、重心をさらに低くした
へヴィー・ファンク
になっております。ドラムとベースの二人がカッコイイ!

結局のところ、黒人音楽主導でのリズム(認識)の変遷がポピュラーミュージックの歴史そのもの
だったりするわけで、ようやくこういう重いファンクを白人をはじめ、我々日本人も何の抵抗
なく最高にクールなものとして受容できるようになったということなんでしょうね。ずいぶん
時間はかかりましたが。

まあ、実際に演奏するのは相当難しいのですが...