顔汗による肌荒れ
夏などの暑い季節は特に汗が倍増しますよね・・・
私も顔汗がすごいので、いつも汗による肌トラブルと戦ってきました
顔や頭から出る汗によってメイクは崩れ、顔はベタベタ、ギトギト、ドロドロ・・・。
それにプラスして、
顔が赤くなったり、
痒くなったり、
ブツブツができたり。
・・・
辛いですよね。
しかも！
多汗症の方など、季節に関係なく顔に汗をかきやすい方は、夏だけではなく1年中肌荒れが起こりやすくなっています。
顔の肌荒れ、実は汗だけが原因ではないことはご存知ですか？
今回は、顔汗による肌トラブルで悩んでいるあなたに、
「顔汗による肌荒れの原因や解消法」
をご紹介します
肌荒れの主な症状
健康的な肌の状態とは、キメが整っていて潤っている状態のことです。
一方、肌荒れしている状態は、肌のカサつきや赤み、かゆみなどを伴うものです。
- カサつき
- 毛穴が開く
- ニキビや吹き出物
- 湿疹
ではなぜ、このような肌荒れが起きるのでしょうか？
原因を詳しくみていきましょう
顔の肌荒れの原因
①バリア機能の低下
人間の皮膚の一番外側にある「角質層」は、紫外線など外からの刺激から肌を守ったり、肌の水分を保持するなど、様々なトラブルから守ってくれます。
つまり、「バリア機能」の役割があるのです。
このバリア機能が低下すると、肌の水分が失われてカサカサになったり、外部の刺激によって痒みを感じたり、さらには肌をかくことによって肌が赤くなったりと炎症が起きます。
バリア機能を低下させる原因は様々ですが、最も多いのは「乾燥」です。
顔はいつも外気にふれられているため、バリア機能が低下しやすい状態なんです。
そのため、顔肌もケアが必要です。
健康的な肌とはどんな肌のことでしたか？
水分や脂質が十分＝キメが整っていて潤っている状態のことでしたね。
バリア機能を高めるには、普段からのスキンケアでお肌を乾燥や外部刺激から守り、健康な肌を維持することが大切です。
②汗などの紫外線
多汗症の方は、季節に関係なく一年を通して汗をかくため、顔のお肌は常に負担がかかっている状態です。
その状態のまま大量に汗をかくことで肌のバリア機能は低下し「乾燥」を引き起こしてしまいます。
また、汗をかくときは毛穴が開いています。
毛穴が開た状態のままだと、肌の水分が蒸発してしまいます。
それによりさらに乾燥を引き起こしてしまうのです。
また、バリア機能が低下していると、汗の不純物が体中に入り込み、それが刺激となって肌荒れを起こしてしまいます。
これは汗の成分である塩分やアンモニアが皮膚を刺激しているためです。
そのため、汗をかいた場合は、こまめにふき取ることが大切です。
ただし
ここで注意したいのが、汗の拭き方です。
汗を拭くとき、ゴシゴシとこすっていませんか？
ゴシゴシと力を入れてふき取ることで、肌とタオルの間に摩擦がおき、肌トラブルを引き起こす原因になります。
そのため、優しくポンポンと抑えるようにふきとるようにしましょう。
また、汗拭きタオルは肌に負担の少ないコットンなどの素材にしましょう。
③肌に合わないスキンケア
女性の場合、肌荒れを隠そうとメイクを厚塗りしてしまうかもしれませんが要注意です。
厚塗りすることによって、毛穴がふさがり皮膚呼吸ができなくなり、肌荒れを引き起こしてしまう原因なります。
汗による肌荒れや化粧崩れを防ぐためにはメイクの下地が大切です。
汗が出にくい成分のものをつけるといいでしょう。
また、あなたの肌に合っていない化粧品を使用すると、肌に負担がかかり、肌が荒れてしまうことがあります。
そのため、あなたに合った化粧品を使用することが大切です。
顔汗による肌荒れ対策
①洗顔、スキンケアが大切
洗顔の際、顔を洗いすぎてしまうと、肌にとって大切な皮脂や水分まで流れ落ちてしまいます。
そうすると、汗や皮脂が過剰分泌を起こしてし、肌荒れの原因になってしまいます。
洗顔で大切なのは、できるだけ擦らずに汚れを洗い流すことです。
肌にできるかぎり摩擦を与えないように気を付けましょう。
正しい洗顔の方法
- 洗顔料を付ける前にぬるま湯で顔を洗い、汚れを落としやすくします。
- 洗顔料はしっかりと泡たてましょう。洗顔料を泡立てることによって肌と手の平の間にクッションをつくってあげます。こうすることで摩擦を軽減することができます。
- 洗うときは泡を滑らせて汚れをうかすようにしましょう。
- 最後にぬるま湯でしっかりと洗い流します。洗顔が残ったままだと炎症をおこしてしまうことがありますので、すすぎ残しがないようにしっかりすすぎましょう。
- 清潔なタオルで水分をポンポンとやさしく取り除きましょう。
- 洗顔後は化粧水をつけて保湿しましょう。
洗顔後のスキンケアはあなたに合ったものを選ぶといいですよ！
保湿力の高いものがおすすめです。
②汗ふきシートは優しくふき取る
汗拭きシートを使用されている方も多くいらっしゃいますよね。
汗拭きシートは便利ですが、使い方によっては肌荒れの原因になってしまうことがあります。
ゴシゴシ何度もふくと摩擦がおきて肌に負担がかかってしまいます。
そのため、汗拭きシートを使用する際はやさしくポンポンとふき取りましょう。
いかがでしたか？
汗による顔の肌荒れを防ぐには、「乾燥」から肌を守ることが大切です！
今回ご紹介した洗顔やスキンケア、汗の拭きとり方を変えただけで顔汗が少なくなり、肌荒れが改善した方も多くいらっしゃいます。
日々の生活の中で、少し意識することによって肌は健康な状態になります。
そうすれば顔の肌荒れが起きる前に予防することができますよ