自宅にいるときなどは全く汗がでないのに・・・。

 

仕事や発表会など人前に立つとき、

 

初対面の人と会話をするとき、

 

やたら人目が気になるとき、

 

顔から汗が大量にでるというあなた!

 

上記のように、緊張したりストレスを感じるときに大量の汗がでるという場合は、

 

精神性発汗が原因かもしれません。

 

 

 

 

【精神性発汗】汗が出る仕組み

 

緊張したり、ストレスを感じると、自律神経のバランスが崩れて汗を引き起こすと言われています。

 

自律神経には、交換神経と副交感神経があり、緊張やストレスを感じているときは交感神経が働いています。

 

一方、副交感神経はリラックスしたときにはたらく神経です。

 

 

 

精神性発汗の場合、強いストレスで自律神経のバランスが崩れます。

 

そして、汗をコントロールしている交感神経がストレスによって刺激され汗が大量にでます。

 

このとき、交感神経が活発になっている状態です。

 

精神性発汗は、顔、頭、足の裏、手の平など、特定の部分のみに大量の汗をかくのが特徴です。

 

 

汗がでることへの不安はさらに汗が出る

 

精神性発汗の方は、人によく見られよう、人にどうみられているかを気にするとさらに不安になり、余計に汗がでます。

 

汗がストレスを招いて、ストレスがさらなる汗を招くという負のスパイラルに陥ってしまいます。

 

 

精神性発汗による汗を止める方法

 

精神性発汗は、緊張して自律神経のバランスが崩れることで汗を引き起こします。

 

汗を止めるには自律神経のバランスを整えることが大切です。

 

汗を止める方法をいくつかご紹介します。

 

ご自身に合った方法をぜひ実践してみてください!

 

自律神経を整える

 

緊張やストレスを和らげてあげることで汗を抑えることができます。

 

普段の生活のなかでリラックスすることをしてあげればいいのです。

 

心を落ち着かせれば汗も自然と止まります

 

リラックスするには、好きな音楽をかけたり、好きな香りのアロマを楽しんだり、マッサージしたりと、あなたが心地良いことをすればいいのです。

 

そうすることで心がリラックスして、副交感神経が働きます。

 

 

生活に支障がでるくらい汗で悩んでいる場合は、薬を使う方法があります。

 

その場合は、医療機関に受診して薬を処方してもらいます。

 

精神性発汗に処方される薬は精神安定剤が多いでしょう。

 

ただし、薬は副作用が心配ですよね。

 

まずはあなたができそうな方法から試してみたうえで、医療機関に受診するかどうかの判断をされるといいかもしれません。

 

 

受け入れる

 

緊張すると余計に汗が出る気がする。

↑すごく不安な気持ちになりますよね。

 

汗を意識しすぎると余計に汗がでてしまいます。

 

一度自分の状態を受け入れることで安心する方法があります。

 

例えば、

 

「汗がでることは決して悪いことではない」

「汗は出るもの」

「人前に出るときは誰だって緊張する」

 

このように受けとめることが大切です。

 

心を強くすると緊張しにくくなり、汗がでにくくなります。

 

 

呼吸を整える

 

呼吸には、心を落ち着かせるなどリラックス効果があります。

 

普段から腹式呼吸を意識するといいですよ。

 

【腹式呼吸のやり方】

 

鼻からゆっくり息をすいこみ、お腹を膨らまします。

次に口からゆっくりと空気をはきだしましょう。

 

 

制汗剤を使用して汗を止める

 

過剰な汗の原因は自律神経の乱れが影響しています。

 

汗が出ることがさらに不安になるのであれば、汗が出ないようにすることで安心する方法もあります。

 

緊張してもストレスを感じても汗をかかないという安心によって汗が出にくくなります。

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたか?

 

私たちは日常生活の中で何らかのストレスや不安を受けながら生活しています。

 

その中で緊張して汗をかくことは決して悪いことではありません。

 

私も以前、顔汗でとても悩んでいました。

 

でもある日こう思ったんです。

 

「私だけじゃない、汗は生理現象なんだ」と。

 

自分を受け入れてから緊張しても少しづつ汗がでにくくなりました。

 

今の自分の状態を受け入れてあげることも大切です。

 

他にも、音楽を聴いたり、本を読んだり、あなたの好きなことをして心を整えてあげることもリラックス効果が高まりますよ!

 

ぜひ試してみてくださいねビックリマーク