みなさまこんばんは。
先行アップして逃げ切り、詳しくは他所様のブログでって予定だったのですが、うかうかしている間に、しんがりになってしまいました。
そういえばうかうかするの「うかうか」ってなんですかね。
プールでプカプカ浮いてるだけなぼーっとしている様子から来ているのでしょうか。
夏休みの自由研究のテーマに悩んでいる娘に、うかうかについて調べてみたらいかがかなと助言してみようと思いますぽんけです。
まあ、あれですよね。更新が遅れているのは仕事のせいではなく、全部スプラトゥーン2のせいなので、私は悪くないので堪忍してください。
さて、前回の予約を取り逃し、今回の予約を取るためにどれだけ苦労したか。
いまだかつて受験勉強以上これほどなにかのために努力をしたことがありません。
取り逃がした前回でさえ、満席まで一週間くらいは猶予があったそうなのですが、今回はまさかの一時間で満席。
念には念を入れ店頭予約にしましたが、その判断は正解でした。
私もジャストに電話をいれても予約取れていたかどうか怪しかったですね。
これだけ努力をしたのは、8ヶ月も前に一度いったきりですっかり味の虜になってしまったからなのですが、正直8ヶ月も前のことなので、味について鮮明な記憶があるわけではなく、ただとてつもなく美味しかったという記憶のみ。
お気に入りのお店ですので、記憶が美化されていくのもあるのかなーと思うわけです。
私の新潟の実家の近くにバラパンっていうパン屋さんがあるんです。
超美味しいんですよ。で、ほとんどのパンが100円台。
高くても200円台前半。私が小さい頃からほとんど値上げしたことないパン屋さんで、地元でも大人気。朝6時位からあいていて、朝9時にはほとんどのパンが売切れているという豆腐屋かっていうパン屋さん。
安くてもすごい美味しんですよ。私と幼馴染で私と同じく実家を離れた友人たちにバラパンって発言するだけですぐ反応してよだれをダラーって漫画みたいに垂れ流すくらい美味しいんです。
川で友人とバラパンが流されていた迷わずバラパンを助けるそんなパンなのです。
私が独身の頃、実家の方が日本三大夜桜のひとつという有名な観光スポットでもあるので、桜の季節に、女性の友人をつれて遊びにいったことがあるのですが、
当然、バラパン美味しいよって自慢するわけですよ。僕が早起きしてかってくるから、食べてみなよ、腰抜かすよって。
パン好きな子でしたので、すごい期待していたわけですが、食べてみるとまあ正直な子だったので、別に普通のパンだと。都内の有名ななんとかっていうパン屋さんのほうが全然美味しいとかいうわけですよ。
そこで私はブチギレですよ。たけし風にいえばバラパンが普通だと、ばかろう、このやろうですよ。
切れたのはもちろん心の中だけで、表向きは引きつった顔でえーそっかなー? 残念だなーといっていたくらいですが。
あとで母親にその話をしたらですね、そりゃそうだと。
お前は小さい頃から、バラパンを食べて育っているし、懐かしいから美味しいとかんじるだろうけど、都会の美味しいものに食べ慣れたお嬢さんが、食べて美味しいっていう味じゃないわと。
いわれて、まあそのとおりだと思ったわけですが。
それでもいまだに家族を連れて新潟の実家に帰る度に、バラパンをしこたま買ってきて食べさせるわけですが、別にまずいとかいいませんけどね。
美味しいともいいませんが。
今回、ミレフォリアの美味しさを伝えるときも、思えばバラパンの話をするテンションで周りの方に、ミレフォリア美味しいから! ほんとほっぺ落ちるから無くさないように気をつけて! なんて言ってまわり、気がつけば今回ミレフォリアお初の方がたくさんいらして。
冷静になってみれば、あれは悪手だったなと。
仮に美味しくてもですね、そこまでのテンションでいわれたら、自然とハードルは上がりに上がりまくってしまうわけですから、良いことなんてひとつもありません。その状態で行って反応が、某パイレーツみたい(私はあれは濡れ衣だとおもっておりますが(笑))だったら、恥ずかしくて行きていませんので、ブログ畳んで、家も売り払って実家に逃げ帰って毎日バラパンかじって残りの人生を全うするしかないなとかなり不安になっておりました。
でも、結果はすでにみなさま御存知の通り。
すでにあがっているブログや、各SNSでの評判をみて胸をなでおろしているところでございます。
しかも、どの方の評価も悪いところがほとんどかかれていないというほぼ満点の様子で、それはそれはすごいことだなあと思いますし、勧めた側からしてもとてもうれしいことです。
ただ、こういった口コミが広まった結果が予約戦争の激化でもあるので、次回もしっかりアンテナはって備えたいところでございます。
久しぶりに無駄話(ほんとんどバラパンのはなしですが)で前置きがながくなってしまいましたが、本文に入らせていただきます。
ミラマーレはお子様の料金がほんとリーズナブルで家族持ちにはありがたいですね。
右下の赤字は前回まではなかったもので、なんでこの表記が追加されたのか、今回思い知ることになります。これが今回の唯一残念だったところです。
このメッセージはおそらくある個人の方だけのためのものだったんではないでしょうか。
みてくさだい!
名札が読みやすく、いちいち調べなくて書かなくていい素晴らしさ。
テラスもこうだとブログが楽になるのですが。
ラムネゼリーの色鮮やかさがめをひきますね。
こちらのゼリーはただのゼリーではなく、みてのとおり層になっていてかなり凝っています。
食べた人誰もがナンバーワンとみとめる究極のグラスショートです。
開始前はなかったのですが、あとから名札無しでラズベリーのムースが出ていたようです。
モンブランはモンブラン好きの方々にも好評でしたねー。
マカロンはいつもチョコのようですね。
ティラミスはなんとサイズも形も店売りまんま(490円)!
前々回のブログ記事で紹介して、店売りのをたべて気に入り、簡易版でもいいから今回のバイキングにならんだらいいなーとおもっていた紅茶のブランマンジェがなんと、店売りほぼそのまま(サイズが少し小さくなってました)で登場。金箔もしっかり! これほんと美味しいんですよ。あっという間に品切れしてしまいましたが。。。
ひきの写真。
圧巻の美しさ。そしてなかなかの種類数。
サイズもそれなりに大きいのでかなり食べごたえがありますよー。
8ヶ月前とくらべてお値段据え置きでしたが、軽食はかなりパワーアップしておりました。
サラダ
キッシュ。
シェフパティシエの泉澤さんのインスタによれば、軽食は軽食のチームが作っていたよづえすが、キッシュはパティシエチームで作ったそうです。
かなり美味しかったそうなのですが、私は食べ忘れておりましたー。
今回はほとんど軽食を胃に入れる余裕がなく。。。
次回あったら食べよう。
パンも美味しそうでした。。。
サンドイッチも泣く泣く諦め
スイパイシージャンバラヤ
具だくさんでおいしかったー。
生ハムと夏野菜の冷製カッペリーニ
生ハムは瞬殺でした(笑)
無くてもとても美味しかったですが。
冷製スープ
中にコンソメのゼリーがたっぷりと入っていて美味しかったです。
がんばって運んだあとの写真
予約一番席の私たちのみソファー席でした。えへへ。
それではいただいたものたちを
レアチーズ
滑らかさ、酸味とコクと甘みのバランス。
美味しいレアチーズの見本のよう。
ラムネゼリー
ほんとに美しい色。
ラムネの香料がすごく新鮮というか自然というか。
本物のラムネのように爽やかで美味しい!
ミルクくずもち
みなさま驚かれてましたね。
ココナッツミルクの中にくずもち。
そしてその意外な選択が正しいことは味でわかるという。
メロンパンナコッタ
くり抜かれたメロンの甘さ、それの果実の甘さを計算してパンナコッタの甘みをきめているとおもうんですよね。
ミレフォリアのフルーツ系のスイーツは果物を引き立てる塩梅が絶妙だと思います。
グラスショート
前述の通り、食べた人全員が絶賛。声をそろえて最高のグラスショートだという名実ともに人気ナンバーワン。
私の友人が泉澤さんにお話を聞いたのを教えてもらったんですが、
使われているイチゴのシロップが非常に高価なもののようです。
彼いわく、シロップヒタヒタのスポンジなど、絶対にカットケーキでは作れない構成になっている。
他のところのグラスショートは必ずしもグラスショートである必要がないものも多いが、これはグラスに入れることを意識して作られているとのこと。
どこのものと比べても完全に頭ひとつ抜けている素晴らしさとのことでした。
流石に前評判人気も高かったのでこちらもすぐに無くなってしまいました。
できればおかわりしたかったですねー。
グラスチョコショート
十分に美味しいんですけど、やはりグラスショートの素晴らしさゆえ、いつも引き立て役になってしまう可哀想な存在。
ミルフィーユ
グラスショートと人気を二分する実力者。
まずパイがすごいですよね。サクサクでほんとに薄い層が幾重にも。
板チョコを間に入れているのがほんとうに良いアクセントになってますよね。
サクッとしたパイの食感のあと、カスタードの柔らかさを感じたあとに、パリッした板チョコの食感。歯が幸せ(笑)
ミレフォリアの特性生クリームがたっぷりとグラスに入っているのもいいですよねー。
これは楽しみにしていた友人が一つも食べれなかったんですが、
赤字メッセージの宛先である有名人が独占していたからです。
ほんとにこれだけはこの幸せな時間で唯一残念なことでした。
お店の方も困っていらしたのですが、直接強くもいえないみたいで、つらそうでした。
何か良い解決作があるといいのですが。
どこいっても軽食でほぼ満腹にしてから甘いものにいく私もミレフォリアではこれくらい控えめに(笑)
この濃厚なコンソメゼリー入りの冷たいスープ、本当に美味しかったです。
モンブラン
こちらは店売りのとはかなりビジュアルが違い簡易版でした。
栗のクリームの芯に濃い栗のペースト、脇には実のままの栗と、栗そのものを味わい尽くす作り。
チョコムース
チョコが主張しすぎないように柑橘をいれている配慮が良かったそうです
抹茶ババロアは食べてませんが、あまり特筆すべき点はなかったようです。
この幸せな絵面
いってきたばかりですが、もう早く再会したいです。
いちごムースは甘めで子供に人気でした。
私は食べてませんが、このあと出てきたラズベリームースは目の覚めるような酸味で、そちらのほうが美味しかったそうです。
これだけ酸味を出せるのは味付けに自信がある証拠だとそうです。
ブランマンジェ3兄妹
キウイのはキウイの果実感が素晴らしく、
黒蜜のはきなこの味がして和でしたね。
紅茶のはなんども力説してますが、紅茶の香りが鮮烈で美味しいです。
超お気に入り。再会できてよかったです。
クレープはボリュームたっぷり。
はんぶんこしました。
間違って2つもってきたので、困っていたところ、部員のつっちーが食べてくれました(笑)
つっちーいつもありがとう!
抹茶ティラミス
これも素晴らしかったです。
濃厚な抹茶とそれに負けずしっかりとしたマスカルポーネ。
余り他では触れられてませんでしたが、黒豆が仕込んでありました。
こちらも和のスイーツ。
洋ナシのババロア
洋ナシのシャキシャキ感が良かったです。
キャラメルプリン
キャラメルの濃厚さが素晴らしい。
それでいてプリンの口溶けの良さもしっかりと。
2つを合わせるデザートとして、それぞれを単体で食べたときより劣っては一緒にする意味はありませんが、これはしっかりと合わせた意味を感じました。
コーヒーゼリー
クリームが斜めに入っているのが変わっていますね。
コーヒーゼリー部がかなり濃い珈琲感。
クリームとあわせて食べることを想定しているので、どこから掬っても
最後までクリームと一緒に食べられるようにこの形になっているんじゃないでしょうか。
ワインゼリー
アルコールはとんでいますが、しっかりとしたワインの味。
大人向けのデザートですね。
フルーツグラタン
キウイ、パインなどのトロピカルなフルーツにカスタードクリームをたっぷりと。
上は少し炙ってブリュレ状に。
見た目も可愛らしく、手の込んだ素敵なスイーツでした。
マンゴーブランマンジェ
ミレフォリアのブランマンジェはハズレ無し。
果肉ソースのほかブランマンジェ部分もしっかりとマンゴー味。
実演のロールケーキカットー
泉澤さん自らカットしてくれます。
夜間のように一本まるごとは無理ですが、倍くらいの厚さまでならカットしてもらえました。
でも最後まで残ってましたかね?
8ヶ月前とはまるで違う進化を
スポンジもクリームもミルク仕様。
とても新鮮で濃厚なミルク感、スポンジのやわらかさ。
前のロールケーキはあまり印象に残ってませんでしたが、今回は素晴らしかったです。
ロールケーキは夜間飛行というイメージがありましたが、ごめんなさいすっかりこちらの虜に。。。
あとクレームブリュレがあって超美味しかったとおすすめされていたのですが、写真もとってないし食べてもないし。存在を忘れておりました(T_T)
もらった感想では、
良い材料を、手間を、惜しまず丁寧に作ってあり、カソナードのブリュレ層は、あれだけ濃厚なクレーム部分と一緒でもしっかり個性が出てる。
ぜひ、アメリの有名なシーンみたく、コツコツブリュレを割ってから、一緒に食べてほしい(笑)
とのことでした。
次回はぜったい食べるー。
というわけで、上げまくったたハードル、美化された記憶。
全部を凌駕した素晴らしいデザートバイキングでした。
みなさん、パティシエの方々と楽しそうにお話をされていてその様子が新鮮でした。
私はほらあれじゃないですか。引っ込み思案というか。
話そうと思って勇気をだしていっても、いざ目の前に立つともじもじもじもじ。
両手の人差し指同士をつんつんくねくね、足は右足のつま先をたてて、くるくるくねくね。
終わってみれば両手の人差し指は脱臼、右足のあった地面は穴があいてる。
そんなシャイさなので、私はお話はしませんでしたが、話しかけられているパティシエの方々も楽しそうに会話をされていました。
その光景がとても幸せそうに見えました。
気づいてみれば、通常お店に出しているケーキとはまったく別のスイーツが多くならび、バイキングでしか味わえない品が多いのも魅力の一つ。
グラスショートなどは大きなショートをつくってカットするほうが楽そうなのですが、わざわざグラスにいれたりするのは、やはりバイキングの特性上ビュッフェ台にしばらく置きっぱなしになるので、グラスにいれて湿度を保つためなのかなーと思います。
そういう意味でグラス系が多いような気がします。
くわえて、全体的に豪華なフルーツなどに頼るわけはなく、素材としてはシンプルな物が多いのに、これだけ多くの人の舌を満足させるのは、実力意外の何物でもないですよね。
また逆にそれが泉澤さんのこだわりのように感じます。
自信のある作品を一番いい食べ方で食べて欲しいという、変化球なしの直球勝負。ソースやクリームなど、食べる側が量を調整できるようなものが一切ないのもその表れかなと思いました。
早くも次回が待ちきれません。
人数も少なく準備が大変とのことで、量的にも席数的にも現在の開催頻度と席数が限界のようですが、無理せず続けてほしいです。
願わくば次も参加できることを祈りながら。
千葉イキング最強を名乗っても言い過ぎではないくらい、本当に素晴らしかったです。
千葉の宝です。
あとはニューオータニ幕張と横浜のソマーハウスを交換すれば、千葉県は完成します(笑)