先週 母が91歳でなくなりました。


9年前に自宅のベッドからずり落ちて、救急車で病院へ。

元々 目も悪く足腰も弱ってたのに病院で寝たきりになり歩けなくなりました。

その後車椅子でリハビリ病院や老健、特養などに変わりながらでしたが誤嚥性肺炎を繰り返して高熱を出して点滴などで下げたりで嚥下の機能が低下しました。

1年半前から経鼻栄養になって半年前からは痰も増えて吸入してもらったりで栄養を入れられる量も減りました。

その代わり点滴で水分補給。
でも、先月に血管が取れなくなって点滴ストップ。

また熱が出たりで5月12日にはとうとう鼻からの栄養も出来なくなりました。

酸素量が減って酸素吸入を受けながら身体には栄養も水も取れない状態で日に日に痩せて行くのを見てて辛かった。


私と母。母は自分の話しばかりして私の話しを聞く余裕無くていつも私は母の話しに相づちをうってるだけ。目が悪かったのもあり、父が入院手術した時も介護したのは私。

ずっと私の方が母親だった。


なので、母が亡くなっても葬儀でも涙が出ないと思ってた。

でも、母は母。産んで育ててくれて心の底から涙が出ました。

面会に行っててもいつも母の話しを聞くばかりで自分の話しをしなかったので何を話して良いのか?手をさすったりしながら沈黙の時間にいたたまれなかった



痩せて行く母をメンタルがやられない様に介護士さん見たいな感覚で接してた。


そんな私には赤い血が流れてないかもと思ってました。



母の最期、子.孫.ひ孫に見守られながら静かに息をひきとりました。苦しむ事もなく眠るように。


後悔がないかと言えば嘘になりますが、出来る限りの事はしてあげられたのかなと思います。

出棺前、最期のお別れに

食べる事が好きだった母。口から食べられなくなって悔しかった辛かったでしょう。

最期も皆が揃うまで頑張ってくれてありがとう。ゆっくりやすんでね。


そう声をかけて。





長々書いてしまいました。忘れない様にここに書き留めておこうと思います。




読んで頂きありがとうございました。