今日は24節気の3番目の啓蟄です。

啓は「ひらく」、蟄(ちつ)は「土中で冬ごもりしている虫」の意味で、大地が暖まり冬眠していた虫が、春の訪れを感じ、穴から出てくる頃。
資料によると中国民間は「白虎祭り」と「小人打つ」という習俗があります。
ところが、29歳の私は一度も拝見したことはないです。
ですが、こもはずしを啓蟄の恒例行事にすることを見たことがあります。
啓蟄

この時、春雷の鳴り時点は一番有意義のところです。民間には「啓蟄前に春雷鳴ると、四十九日雲不開(雨が連続に降るという意味)」という諺があります。天気は寒かったり、暑かったりして、一雨ごとに気温が上がり、日差しも徐々に暖かくなってきます。
昔、天気預報衛星がない時に、気温の冷暖により後期天気を予測する諺も有ります。例「冷啓蟄、暖春分」など。啓蟄の風の吹き方向も後期天気が予測できます。例「啓蟄に北風が吹くと、改めて冬を迎える」「啓蟄に南風を吹くと、苗の種まきを延遅する」など…

中国国土の南北にうんと長いので、春雷の初鳴の時点は違います。「啓蟄春雷鳴」という現象は揚子江流域の天候しかと合っていません。

24節気の配分は下記のように、興味がある方、ご参考してくださいね~
24節気