昔、ウォーキングのターンで
もれなくぐらついていた時
絶対ぐらつかない
と気合い入れるも
なぜかよけいにぐらついて
気合いが足りないのか
本気度が足りないのか
と
悩んだり落ち込んだりしてました
ぐらつくのは
他に原因があったから
気合いだけではどうにもならなかった訳なんですが
その時は分からず
ぐらつかない!と更に気合いを入れて頑張っていた訳です
私がぐらついていた原因は
1身体の真がとれていない
2脚の股関節の可動域が狭い
3ターンでぐらつくという苦手意識
主にこの3つで構成されていたのですが、当時私は3しか見えていなかった
いくら練習しても
ぐらつく
頑張っているのに成果が出ず
「私ってなにやってもあかん子や」
と本気で悩みました
いろいろな方の助言で幸いにも
1と2に気付き、この3つを直していくことでターンの安定感はぐっと上がりました
このターン事件のおかげで
出来ない原因はひとつではない、
気持ちと身体の双方から探るようにしよう、と思うようになりました
◼︎癖なのか身体の構造上なのかを知る
癖を知って
治せるものなら
整体やボディケアで治す
構造上治せないものは
見え方でカバーする
始めは歩いてる時右肩がさがる癖
を指摘していただいたことでした
この癖もなかなか直らなくて苦戦しました
身体に歪みがあるんだと思い
カイロの先生に診てもらうと
歪みだけでなく、背骨の湾曲があり
まっすぐに立つと湾曲してる分肩の位置がズレる
ようするに背骨が湾曲しているから
本当にまっすぐに立つと
左肩が下がるんですね
だからまっすぐに立つ時は
まっすぐにたっちゃダメなんです
もうこの背骨は
直せないものと分かったので
まっすぐ立つときは
まっすぐに立たず
1番まっすぐ見える位置に
身体のパーツを持っていく
見え方でカバーするようにしています
練習するのは
これを鏡がなくても出来るようにすること
気を付けるのは
これ以上背骨を湾曲させない
ボディケアをすること
本人はちゃんとまっすぐ立っている(間違っていない)ので肩だけを気をつけるだけではなかなか直し様がなく
根本的な自分の身体の構造を知らないと、まっすぐ綺麗に立つことは今も出来ないままだったんじゃないかなと思っています
①も②も至極当たり前でシンプルなことなのですが私はごちゃまぜに考えてしまって、ついつい気合いでどうにかしなければ、と思ってしまう
こんな思考の癖も知っておくと
別のアプローチが出来るようになります
間違ったやり方で頑張っても
成果にはつながらない
間違いかどうかすぐに分かれば良いのですが、自分では分からなくて行き詰まるときがあります
そういう時は
自分には見えていないものを
教えて下さる貴重なアドバイス、
その中でいろいろなヒントを見つけます
レッスンでは自分に向けたものでなくとも他の人へのアドバイスも出来るだけ書き留めておきます
その時はピンと来なくても
行き詰った時に読み返すと
このことかー!と腑に落ちることが結構あるんです
上で
癖を知って
と書きましたが
癖を知るって
本当に難しいです
自分だけでは癖を癖とも気づかないからです
その辺りをアドバイスしてくださる声を逃さないようにしないと
良くならないと思っています
レッスンはそんな
アドバイスをもらえる場でもあり
前に進むためのステップになる
私にはとてもとても大切な場合なのです
暑苦しいくらい
ウォーキングが好きなんです
誰に何を言われようが
自分の理想に近づくための
試行錯誤はやめられないんだろうなぁ
としみじみ思います