はっきり言って
日本国内の金融商品ではよっぽどの知識がない限り
つまり素人では豊かな老後を迎えることはできません
断言します
国外と比べると
保険や投資信託を含めて
日本の金融商品はかなり劣っています
保険マンだって自分の持ってる商品で
老後のお金が賄えると本気で思っているのか疑わしいレベルです
ということで
そもそもなぜ国内の金融商品のレベルが先進国と比べて劣っているのかを
つらつらと述べていこうと思います
先に結論から言いますと
答えは日本国債の金利が非常に低いからです
例えば保険会社の商品にしても
個人年金の年利は1%にも満たないわけなのですが
海外の保険会社であれば5%とか平気で出たりします
日本の保険会社の年利が低い理由は
日本国債が大きな要因を占めているのですが
保険会社は資産運用をしながら顧客の資産を増やしています
その投資先として日本国債を5割程度入れ込まなければいけない
ルールが組み込まれているんですね
日本の国債は0.04%で超低金利
ですから半分は国債によって足を引っ張られてしまうんですよね
投資信託でいうと
国外であれば世界経済がガタ落ちで
運用の見通しがつかない場合に
株式や金などに以外に現金で保有することが可能なのですが
→現金保有で勝負をしない
日本の場合はそれが認められておらず
株価だだ下がりの中どこかの株式には入れ込まないといけないんですよね
ではそもそも日本国債の金利がなぜ低金利から抜け出せないのか?を解説します
答えは
・日本の大企業を守るため
・事業投資を進めて経済を活性化させる
という2点あります
1点目から解説します
日本のバブルが崩壊したタイミングまで時代を遡るのですが
バブル崩壊とともに経営が困難になり事業融資のお金を銀行に返せず
中小零細企業がバタバタと倒産をしはじめ
いよいよ次は大企業が潰れるかというタイミングで日本は
国債金利を低くく設定し銀行への返済額を抑えて大企業を倒産から守りました
その名残が今にも残っていて
国債金利を上げると同時に銀行返済金利も連動するので
金利の利上げに踏み込むことがなかなかできないのが現状です
それどころか2点目に理由としてあげた
事業投資を進めて経済を活発化させるというのも
日本は現在人口減少とともに国力が低下している現状で
GDP(国内総生産)も今ひとつ上がっておりません
そのため日本は無理矢理にでも国力を上昇させ雇用をうませる策として
返済金利を低く設定することにより会社側が銀行からお金を借りやすくし
事業投資を活発化させることが狙いの1つとしてあります
要するに現状日本は利上げすることができるほどの余裕がない状況なんですね
日本国内の金融商品は国債金利と実は密接な関係があるため
その低金利の金融商品では老後のお金を用意するのは不可能と言った次第です
本日の内容は以上になります
ありがとうございました!