ノルマンディー上陸作戦
(Invasion of Normandy)
英語では
第二次世界大戦時の
1944年6月6日
連合軍によるドイツ占領下の
ノルマンディーへの
侵攻作戦を
”D-Day”と
呼ぶ
6月6日
戦力 156,000人
7月24日時点
1,332,000人
戦死・戦傷者
120,000人
数字は全て連合軍側数
艦艇5,300隻
航空機14,000機
史上最大の上陸作戦と
言われている
ノルマンディー上陸作戦に
関するアメリカ映画
史上最大の作戦
The Longest Day
(1962年)
プライベート・ライアン
Saving Private Ryan
(1998年)
上陸作戦は
夜間のパラシュート部隊の降下から始まる
18,000名の
パラシュート部隊が
ドイツ軍展開地域に
飛び降りた
サント・メール・エグリーズ教会の塔に
引っかかった
ジョン・スティール二等兵
死んだふりをし、生き残る
のちドイツ軍の捕虜となるが
脱走しアメリカ軍に合流
生還後
57歳で他界
D-Dayツアーに参加した
最初にガイドさんから
「親族の方への慰霊にお越しですか」と
尋ねられる
このツアーへの参加者の9割が
アメリカ人だそうで
親族のお墓参りに来る人たちが
多いという
アメリカ人と
ノルマンディー上陸作戦は
切り離せない
アメリカ国力をあげての参戦
連合国遠征軍最高司令官として
アイゼンハワー陸軍大将が
任命され
連合軍の主力は
アメリカ軍となる
エアボーン博物館のある町
サント・メール・エグリーズ
6月6日早朝
第82空挺師団の侵攻により
ドイツ軍から解放された
最初の町となる
ノルマンディー上陸作戦の
式典に参加した
元アメリカ兵士達による
直筆サイン
彼らの多くは
戦地のノルマンディー地方への
再訪を
躊躇していた
一つは
再訪による
戦争のトラウマ再発
もう一つは
フランス領土を
破壊したことで
フランス国民から
憎悪されているのではないか
ということ
ところが
この教会の中に
一点の光が・・・
パラシュート部隊に
敬意を表するステンドグラスが
あることを知らせれ
驚くのである
聖母マリアの
両脇にパラシュート兵士が
描かれている
ガイドさんは
こう言った
私たちフランス人が
今、生きていられるのは
アメリカ兵士のお陰です
返礼として
アメリカ兵士達から
教会に寄贈された
ステンドグラス
ノルマンディー米軍英霊墓地
ヨーロッパ戦線で戦死した米軍兵士を祀る墓地
連合軍の中でも最大規模の墓地
フランス政府は米政府に対し
敷地を
無賃料・無税で提供
墓地維持費・管理費の支払いは
米政府
ドイツ人墓地もある
たとえ敵国でも
彼らも戦争の犠牲者であることに
変わりはない
かつての戦場とは思えぬほど
のどかで平和な海岸線
しかし
戦争の証は
今もなお存在する
上陸予定地への空襲跡
ドイツ軍の掩体壕
戦争で
多くの命が奪われたことを
決して風化させてはならない
<追記>
書き終えて
読み直してみると
アメリカ人兵士をヒーロー化させた
アメリカ人目線での
記事となったけれど
戦争に
正義もクソもない
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