今から
半世紀前のこと
パイナップルでお馴染みのドール社を
買収した
キャッ○ル&クッ○社が
(本社カリフォルニア州)
アフリカ大陸から
キリン
シマウマなど
野生動物を
強制的に
持ち込み
モロカイ島西部に
観光客誘致の為の
サファリパークを
作ったのである
モロカイ島西部写真
挟みます
今日の行き先は「西」 笑
1日3回
2時間のサファリツアーが
週5日
組まれていたと言う
繁殖し過ぎた
動物達の一部は
別の場所に移され
観光客のハンティング(狩猟)
対象となった
モロカイ島西部は
乾燥地帯
餌(食料)不足もあり
動物達は痩せこけ
また
柵に挟まれた動物は
従業員により
虐待されると言う
おぞましい現実も
ビデオ撮影され
触発されている
生態系の研究も充分されない
杜撰な管理で
色んな団体、組織から
非難され
罰金も課されている
途中で
経営者が変わったものの
四半世紀
運営されていたと言う
サファリパーク
1997年閉鎖
この悲惨な事実を
聞かされたのは
廃墟と化した
某高級ホテルの敷地内に↓
私達が
迷い込んだ時だった
敷地内をパトロール中の
警備員さんから伺った話
ハワイの風土・文化が
無視され
営利目的の
サファリパークが
(そしてこのリゾートホテルが)
外部の大企業によって
作られてしまったのだ
これで納得できる
島の人達が
観光地化を頑なに
拒む理由が!
(私個人の推測)
観光地化の道を進み
大切なものを
失い始めたことに
気付いたのだろう
観光開発を拒むことが
ハワイ文化・伝統
島民の生活の質を守る事に
繋がるという事を
↓恐らくこの一帯が
サファリパークのあった区域
痩せ細った
キリンやシマウマが
観光客の為に
見世物にされてたのであろう
モロカイ島旅行準備中
「モロカイ島」からの
検索では
出て来なかった
悲し過ぎる島の過去
旅行から戻り
Molokai 、Safariで
検索すると
貴重な資料が記録されており
私は貪るように読んだ
野生動物や
ハワイ文化に対するリスペクトの
かけらも感じられない
杜撰な運営には
人間の欲と残酷さしか
見えて来なかった
帰路 6時頃
この島に渋滞は
存在しないのだろう
日増しに
美しくなる夕焼け
綺麗すぎる!
誰に見届けられることなく
静かに沈んでいく太陽は
愛おしく
切なく
美しい!
この島に
キリンやシマウマは
似合わない
大企業の持つ
圧と権力、お金で
(島民をねじ伏せ!?)
作ってしまった
サファリパーク
ただ大きな組織が
云々と言うことではなく
問題は人間
その組織を動かしているのは
人間だからね
人類は
地球の生き物と地球を
絶滅・破壊させる為に
誕生した愚かな生き物でないと
信じたい
モロカイ島記
続きます
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