去年行きそびれた

Harold Lyon Arboretum(樹木園)

 

今回は予約受け付け開始と同時に

速攻で予約しました

 

ハワイ大学が管理している樹木園です

 

 

 

 

前回訪れた周辺の

自然環境がとても良かったので

樹木園も楽しみです

 

 

 

 

密林のような自然の中を歩きます

 

 

 

 

元気良くさえずる野鳥たち

 

 

 

 

数時間のハイキングを終え

ロビーで暫く休憩しました

 

 

受け付けの方と暫く

雑談を交わしているうちに

 

この周辺の

意外な事実を知らされます

 

 

 

 

かつてこのエリア一帯は

開墾され牧場だったそうで

 

濫伐による水害(水問題)が

発生するようになったそうです

 

 

 

 

水問題改善の為

植物病理学者であるHarold Lyon 氏の下、

森林再生の試みが始まりました

 

 

彼の在職中

2千種類もの樹木が植えられたそうです

 

当初は外来種が多かったようですが

近年は在来植物保存に

力を入れているそうです

 

 

 

 

過去ブログでも触れましたが

私達がイメージする

ハワイらしい色鮮やかな花(植物)や

フルーツの大半は

外来種です

(パイナップル・マカデミアナッツなども)

 

 

 

 

かつて沼地だったワイキキが

外部から砂を持ち込んだ

人工ビーチであることは

周知の事実ですが

 

この樹木園も

森林再生による人工の楽園だったのです

 

 

 

 

再生が

ハワイ本来の地味な植物ではなく

「私達のイメージするハワイの楽園」に

近いものを感じたのは残念でしたが

 

自然を守ろうとする姿勢は

うかがえます

 

 

この樹木園は

入園人数制限もされているし

入園料は寄付(ボランティア)なので

 

観光客目当てと言うより

ハワイ(地球)を守っていく為

試行錯誤しながら

樹木を育てているようにも

感じました

 

 

 

 

翌日訪れた

ダイヤモンドヘッドからワイキキ、

ダウンタウンを一望出来る

タンタラスの丘

 

 

 

 

この辺りも濫伐を経て

森林再生に取り組んでいるようです

 

 

 

 

私自身

作られたハワイの楽園に

魅了された一人ですが

 

それ以上にハワイの大自然にも

魅力を感じています

 

 

 

ハワイ(地球)はもう充分過ぎるほど

開発されています

 

地球レベルで進む著しい観光地化

 

経済効果が高まる一方

地域住民の生活文化や自然(環境)崩壊に

繋がることも忘れてはいけません