かつて登山を始めたころは、近所の低山に登るだけで興奮したものだ。
初めて見る山野草に心動かされ、初めて見る山頂の景色に感動し、山で食うめしのうまさに驚愕したものである。
それがどうだ。
ここ最近は「やっぱりアルプスやろ」とばかりに、近所の低山を軽んじてはいないか。
「関西圏の有名どころは大体登ったやろ」などと、思い違いも甚だしい生意気な事を抜かしてはいなかったか。
すいませんでした
(´;ω;`)ブワッ
別に何があったわけではないのだが、もうちょっと関西の山々を見つめなおそうと思った今日この頃。
特に、冬場なぞは伊吹・武奈・高見・明神平あたりのローテーションになりつつある。
これではいかん!!というわけで、関西の未踏山を登るシリーズ開催である!!
聞くところによると、滋賀・綿向山は随分と霧氷と雪景色がそれは素晴らしいと聞く。
よーし、おじさん登っちゃうぞ!(`・ω・´)キリッ
1月7日。
綿向山へのアクセスは、名神・蒲生スマートICより車でおよそ30分の御幸橋駐車場からである。
名所だけあって早い時間から登山者がひっきりなしだ!
駐車場から登山道へはしっかりと案内もあるので迷う心配はない。
方向音痴さんも安心だね!!(´・ω・`)
夫婦松。
枯 れ と る
夫婦にいったい何があったのであろうか。(´・ω・`)ショボーン
まあ、そこを根掘り葉掘り聞くのも野暮というものであろう。
なんか天然記念物らしいが
まったくわかりませんでした。
さて、登山口に到着である。
ここからまっすぐ綿向山に登っていく。
ちなみに、ここから水無山へ縦走コースもあるが、積雪期は推奨されない。
『君子危うきに近寄らず』が信条のわし。
これは君子になるのも時間の問題に違いない。(`・ω・´)キリッ
なお、この綿向山の登山道は山頂神社の参道でもあるため、走ったりMTBを乗り回したりは禁止である。
厳かな気持ちでしずしずとひた歩こうではないか。
取りつきからすでにそこそこの積雪量である。
これは期待大!
一合目。
二合目。
三合目。
三合目にはあざみ小舎という東屋がある。
吹きっさらしなのが難点だが、風がなければここで休憩してもいいな。
四合目。
そろそろ霧氷がぼちぼち見えてきた。
五合目小屋。
こっちのほうが休憩に適してる。
そして五合目。
ここからは琵琶湖の向こう側の比良山系が良く見える。
おー、今日は武奈ヶ岳もまっちろであるな!!
もうここまで来たらそこそこモンスターが育ってきている。
うーん、わくわく!!
六合目。
もう期待しかない。
そらこの時点でこんなもん見せられたらな!
七合目。
七合目から先は夏道が封鎖されておるようである。
冬季ルートとして、林業の仕事道が解放されているようだ。
ありがたく登らせていただこう。(´・ω・`)シミジミ
それにしても、なかなかの急登だ。ノーアイゼンで行くけど。
登りながらも上を見上げると、真っ白なお菓子の様になった木々が目に映る。
山頂は近い!!
お、登りが終った。
冬場以外は通ってはいけない、特別なルートなのだ。
山を愛する者として、山を守ってくれている人々に感謝である。
(´;ω;`)ブワッ
さて、いよいよ山頂である!!
よっしゃ、見えたで!!!
登り始めておよそ1時間40分、綿向山山頂に到達である!!!
ヽ(゜∀゜)ノ
この写真だけでもわかるだろうが、期待通りの景色がそこには広がっていたのだ。(`・ω・´)キリッ
続きます。