新藤義孝総務相は15日午前8時ごろ、東京・九段北の靖国神社を参拝した。第2次安倍内閣の閣僚が終戦の日に靖国参拝するのは初めて。新藤氏は、太平洋戦争末期に硫黄島で玉砕した栗林忠道中将の孫にあたる。新藤氏は参拝後、記者団に「個人の立場で参拝した。(記帳、玉串料の奉納は)私的な参拝として作法にのっとって行った」と話した。

【写真】靖国神社を参拝した古屋圭司国家公安委員長=15日午前8時36分、東京都千代田区、山本壮一郎撮影

 

 古屋圭司拉致問題相が15日午前8時過ぎ、東京・九段北の靖国神社に参拝し、「国務大臣 古屋圭司」と記帳した。古屋氏は参拝後、玉串料を私費で奉納したことを明らかにしたうえで「戦没者をどういうかたちで慰霊するかは純粋に国内問題だ。よその国から批判や干渉を受けるものではない」と話した。古屋氏は春季例大祭にあわせ、今年4月21日にも靖国神社に参拝している。