未だに来年の東京オリンピックが開催の可能性を残していることに驚きを感じます。もし東京と開催権を争ったイスタンブールやマドリッドだったらどうでしょうか?日本は開催国という立場上、PCR検査を行って隔離を徹底する道を選択しませんでした。なぜなら感染拡大防止は経験上無理だと理解していたからです。だからこそ隔離よりも予防と治療に力をいれてきました。そして治療薬デキサメタゾンとアビガンを世界に送り出し、次々と安価な簡易検査法を生み出しています。宿泊療養も日本独自のもの。日本なら来日して感染しても安心だという信頼感があってこそ初めてオリンピックの漕ぎ着けるのです。そこに初めから気がついていた日本のリーダーたちの慧眼に感服です。