内科医トリおんなのブログへようこそ☆



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※本記事について、一度予約投稿した後、「下書き保存」の状態に戻してしまっていたため、改めて公開します。「いいね」くださっていた皆様、ありがとうございます。
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高齢の患者さんが受診する際には、ご家族のどなたかが付き添ってくださることが多いのですが、これに関して、私にはちょっとした悩みごとがあります。


それは、
「付き添いの方と、患者さんとの関係性がパッと見ただけでは分かりづらい」ということ。




たとえば、男性の患者さんが、付き添いの女性を指して
「うちのヨメです」
と仰るとき。


昔気質(かたぎ)の男性のなかには、「妻」の意味で「うちのヨメさんが~」などと言う方も少なくないので、てっきり患者さんの「妻」だと思いこんでいたのですが、

じつは「息子の妻」だった、というケースがありました(たしかに、「嫁」という言葉、本来の意味はそっちですね)。




しばらくの間、
(ずいぶんな「年の差婚」だなぁ…)
と思っていました。(笑)









また、受診時ではなく、病院の廊下などでばったりご家族にお会いしたとき、

前置きもそこそこに
「トリ先生、この間処方された、あの薬は~」
などと話しかけられることがあります。



患者さんやご家族のお顔を、なるべく覚えるように心がけてはいますが、それでも、医師一人あたり数百人の外来患者さんを診ているので、確実とは言いきれません。



「ヤマダ タロウの妻です」
などと、患者名(フルネームがありがたいです)と続柄を、先に名乗っていただけるととても助かります。






最後に番外編。

患者さんと一緒に診察室に入ってきた方に、やけに見覚えがあって、

(あれっ、この方、先週は別の患者さんに付き添っていらしていたような気がするけど……)

と思ったら、ご家族ではなく、その地域を担当するケアマネジャーの方だった、ということもありました(ドッペルゲンガーかと思った)。



こういうわけで、
付き添いの方に呼びかけるとき、「奥さん」「娘さん」などと呼び分けていると、間違えて失礼になってしまいそうで、少々困っています。
もう、呼び方を「付き添いの方」に統一しちゃおうかなぁ。

何か良い対策があれば教えてください。

 

 

 

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