今朝、職場でいつも可愛がってもらっている、同じ売り場のおばちゃんから聞いた話・・・。

おばちゃんが、昨日の夕方退社し、車を停めている駐車場まで歩いていた時の事。
目の前を肌の黒い、恐らくインドかどこかのアジアの女性が通り過ぎた時にそれは起こった。

その女性に向かって「汚い肌をさらすな」「早く帰れ」「その肌の色を、恥かしいと思わないのか」などと、罵り笑う声が聞こえた。
振り返ると、15歳くらいの男女のグループが、その女性に向かって叫んでいたという。

おばちゃんは、つい先日、私の身に怒った事を思い出し、怒りで自分を抑えられなくなり、吐き気がしたので、そのままグループの男女に向かって、「あんた達こそ、恥を知れ!!吐き気がするわ!!」と言った。

グループは、怒りの矛先をおばちゃんに向け、歩き続けるおばちゃんの後を付けながらも、「金持ちぶるな!偉そうに言うな!」などと、暴言を吐きながらも、ずっと後を付けてきた。

おばちゃんは1人で、このまま駐車場まで歩くのは危険だと思い、人の多いショッピングモールの中に入り、その上にある、おばちゃんの旦那の会社に逃げ込んだ。

たまたま、まだ旦那が会社にいたので、会社の人と数人で下に降りて見てもらったが、グループはもういなかった。

旦那には、「あいつらは何を持ってるか分からない。ナイフで人を刺し殺すのも、何とも思ってはいない人種。そんな奴らと関わるのは危険」と言われたそう。

まさに、その通り。
そういう事を人に向かって言えるアホは、人を殺す事も、刑務所に入る事も、何とも思ってはいないのである。

悲しいが、そういう状況は見て見ぬ振りが、得策だと、私もそう思う。
ましてや夜、人の少なくなった街中で、しかも女性1人。

私は今、毎日、旦那に会社まで迎えにきてもらっている。
数週間前にあった事で、旦那が敏感になっているからである。
私も、あれ以来、退社後の人の少なくなったメイン通りを、1人で歩くのが、怖くなってしまった。

ましてや、こういう話を聞くと、なお更の事である。
牛乳1本、1人で買いにいけない場所に住んでいるのかと思うと、本当に嫌になってしまう。

今日はバスに乗って帰ってきた。
バスの中で、100%仕事もせず、政府の金で生活しているであろう、若い母親が子供と乗っていた。

子供が自分の携帯電話で遊んだのが、気に喰わなかったらしい。
携帯電話を取り上げ、それで子供の頭を2回殴りつけた。
子供は、火が付いたように泣き出し、母親は更に耳を引っ張り、「泣き止め!!」と怒っていた。

私は、ここには長く住みたくないなと、心からそう思った。
素晴らしい人は沢山いて、本当に感謝しながら、日々生活をしているけれど、この環境に、安らぎはないのである。

blogramランキング参加中!