今の職場に勤めて5年目に突入。
ここ数年ずっと思って来たが実行に移さなかった事、それが手話の習得である。
年に数回であるが、耳が不自由なお客様を接客する事がある。
ただでさえ英語が聞き取れない私にとって、彼らの話す言葉が非常に分かりずらく、また私の日本語英語を理解して頂くにも、私の口の発音が正しくない為に意思疎通が出来ているのか否か分からない事があり、その度に申し訳ない気持ちになる。

その場では精一杯の接客をしているつもりであるが、こんな時、「大きいサイズ」とか「小さいサイズ」とか、「在庫が無い」とか「ちょっと見てきます」などというサインを出す事が出来れば、お客様の要望がもっと理解でき、私の言いたいことも伝えられるのではと思ったままルーズな私は手話を習って来なかった。
しかし、この9月から1日1個でも良いから覚えて行こうと思い、寝る前にユーチューブで手話を見る事にした。

検索していて気が付いたが、ブリティッシュ手話とアメリカン手話の両方があった。
日本語の手話と英語が違うのは知っていたが、アメリカンとブリティッシュでも違うとは・・
そうか・・
ほな、私は英国式やわな・・

養護学級の教員をしていた夫は英国手話とマカトンサインを知っている。
夫に「アメリカン手話とどんだけ違うのか?」と聞いてみたが、「比べた事無いから知らん」との事であった。
手話の先生などが身近にいれば知っているかも知れないが、そんな機会も無い。
ただ、同じ「英語」なので大幅に違う事はないのではないか・・・

結局、私は英国手話を開始してみる事にした。
とは言え、「大きい、小さい」「以上です」などという最低限の単語を覚え始める事からスタートしたわけで、まだまだ会話の域に達するのには数年かかりそうである。
いつか通じ合えたら嬉しい。
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