9月半ばに書いて以来、さぼりすぎました。すみません。
九段ハウスの続きです。
2階和室からチラリと見えていたテラス部分です。
この左側ですが、窓ではなく、細かい金網が建築当時からついていたそうです。
庭は緑がいっぱいですので、確かに虫にとっては天国。
この時代に、こういう虫対策をしたお宅は初めて見ました。
多くはベランダ。若しくは、窓ですよね。
こちらの写真では分かりにくいですが、この下の凸の部分にも金網がかかっています。
そして、内側から見ると、凸型のこちら、外から見ると・・・
+型になっているんです。
これは、(金網なので)降りこんできた雨が流れ落ちやすいように
デザインされているんだそうです。そこまで考えられてるなんて驚きでした。
こちらは床のタイル。
夏は涼しく過ごしやすい空間だったと思いますが・・・冬は中々の寒さだったと思われます~。
まあ、この空間がほとんど外ですので、左の内窓にはルーバーがついているんでしょうね。
内窓の手前は、今は応接スペースになっていましたが、当時は、ご家族の寝室が並んで
いたそうです。
こちらは、玄関側の小部屋。
当時は使用人の人たちの部屋だったそうです。
こちらは家族が使っていたと思われる階段部分。
こちらは地下から3階までつながっていました。
窓の横につけられたこちら。
私はこの90度に動かして写真を撮りましたが、180度動かしてしまうと自動でシャッターが
動き出す仕組みになっていたそうで、見学に行った他の方が「焦りました!」と仰っていました。
続きます。