オーダーメイドの機械屋のジレンマ

機械・生産現場のトータルサポート！
京都の吉田精機です。

当ブログを何度かお読みになった方はお気づきでしょうか。AI画像やフリーイラストばかりで、肝心の製作物の写真が無いじゃないか！という事に…。

はい、そうなのです。
弊社はお客様の社内にて生産工程で用いる機械を設計製作しております。先日のブログでも記載しておりましたが、機械を製作する際の最初の段取りは【構想】となります。構想とは「〇〇の工程を△人で□分以内で完了させたい」という要望です。そのお客様の要望があってこそ、我々のお仕事がスタートします。一般的には『受注型』と呼ばれるビジネスモデルとなります。

その場合、生産工程に入った機械は誰のモノになるかと言うと、もちろんですがお客様のモノとなります。また「〇〇の工程は▼▼という手順でする事」というノウハウ部分もお客様からのアイデアが多く、形にしたのは我々製作者であっても、軽々しく世に公表して良いものでは無いのです。下手したら補償や訴訟問題にも…。

以上のような理由より、過去の製作実績に関してはあまり写真ではお見せする事ができません。製作者としては大変残念ではあるのですが…。
逆に言いますと、お客様社内にある手作業のノウハウを機械化したい！というような要望がハッキリしている場合は、お客様にメリットのあるご提案がスムーズに進む事が多いです。

公開できるような事例に関しましては、順にアップデートしていきます。
生産現場内のお困り事は、是非一度吉田精機にお声掛け下さい！

生産現場のトータルサポートって？

機械・生産現場のトータルサポート！
京都の吉田精機です。

ブログを書き始めて気づいた事があります。
『生産現場のトータルサポート』って伝わりにくいかも…と。
「吉田精機って、機械や部品をお客さんに納品する仕事なんだね！」
一部正解ですが、それだけじゃない事例をご紹介します。

〇工場内の安全対策
昨今の各種メーカー様は、安全・労働災害に非常に注力されています。以前は3K（キツイ・汚い・危険）と忌避された職場でありますが、現在は大幅に改善された現場となっているメーカー様がほとんどです（勝手にお客様社内の写真を公開できないのが残念）。
各メーカー様社内にて「安全衛生管理課」のような専門の部署が存在し、社内の不安全箇所、不安全状態を見て回っておられます。その中で
・ココに手が入る、指が入る　→　安全カバー設置
・地震発生時に機械が動く可能性がある　→アンカー固定
・作業時に体の支えになるものが無い　→取っ手・手すり設置
など、不安全箇所を発見され、その対策のご依頼も承っています。
　

〇お客様の社内対応が難しい作業のご依頼
各メーカー様には「保全・保守課」のような、生産体制の維持を目的とする、現場作業チームが存在する事が多いです。工場内全体の保守を目的とされておられるため、広い知識、技術で日々対応されています。場合によっては、専門的な知識・スキルが必要な時があり、また「ちょっと避けたいな」と思う場面も存在します。
・図面のない部品のスケッチ、製作
・高所に看板の取付
・汚れた機械内の清掃（洗浄機等）
など、ご依頼は多岐に渡ります。