おはようございます。
9月の末、しばらく前になりますが妙心寺に行きました。
妙心寺は46の塔頭がある大本山、その中のひとつ、退蔵院にお邪魔しました。
石畳を右に折れると別世界です。
真っ白な砂の陽の庭
深みのある色の砂の陰の庭
径の両側に趣の異なる大小の石組みの庭が現れます。
見事に浄められています。
左右の庭は人の心の光と影?
右を向くのか左に向かうのか。
揺れる心のまま進みました。
悟りにはほど遠いです。
今思えばあの頃は色んな事が重なって落ち着かない日々でした。
禅の道はわかりませんが、
ほっと一息つける場所でした。
まだまだ緑一色のお庭でした。
もうそろそろ紅葉が始まっているかもしれませんね。
退蔵院の『退』は後退ではなく隠徳の意。
かくれてよい行いをして、隠徳を人知れず蔵のようにたくさん積み重ねなさいという意味だそうです。(頂いた冊子より抜粋)
奥深いです。一生が修行ですね。
退蔵院を出て少しぶらぶらと、
暖かな初秋のひと時でした。
どうもありがとうございました。
今日も良き日でありますように。