さねかずらと百人一首 | のんびり散歩道

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おはようございます。



今年仲間入りしたさねかずらの実が真っ赤になりました。
丸い実が集まっているように見えますが、ひとつの実なですね。

不思議な実です。


さねかずらで思い出すのはこの歌


名にしおはば 相坂山の さねかづら
人にしられで くるよしもがな

さねかずらってどんな実だろうと百人一首に触れる度に気になっていました。


この写真は尾形光琳作のかるたの案内冊子からのものです。
小さな冊子なので、写りが悪くてすみません。





堂本印象美術館でも琳派400年に係わる展示が催されていました。

幻と言われていた光琳かるたが近年京都で見つかったとのことです。



もう冬かもしれませんが、その中から
行く秋を惜しんで和歌を少し



秋風に たなびく雲の 絶間より
もれいづる月の かげのさやけさ




今こむと いひしばかりに 長月の
有明の月を 待出つるかな


月の季節、
澄んだ空に浮かぶ月はひんやりと染み入るようでした。






山川に 風のかけたる しがらみは
ながれもあへぬ もみぢなりけり







この度は ぬさもとりあへず 手向け山
もみぢのにしき 神のまにまに




おぐら山 みねのもみぢば 心あらば
今ひと度の 行幸また南


もみじの季節、
暖かな秋に紅葉も戸惑っているようでした。



近所の今朝の様子

雨で落ちた葉も多いですが、まだまだきれいな紅葉です。

季節感も変わってきているのを思う秋です。



どうもありがとうございました。
今日も良き日でありますように