おはようございます。
この前の休みは休みも取って次女夫婦が帰って来ていて、皆さまの所にお邪魔するのも遅くなってしまいました。
最初の土曜日はかなりの雨でしたが、出かけるというので私は東山方面まで送ってUターン、自宅待機(笑)していました。
日曜日になると雨も上がり一緒に行くことにしました。
行ったことがないというので御所に行くことになりました。
子どもたちは京都には住んだ事がないので観光気分ですね。
駐車場近くの車返桜
遅咲きでまだ咲き始めでした。
優しい色合いの素敵な桜です。
急速近衛邸跡に向かって歩きますが、途中で出会う桜も美人揃いでなかなか前に進みません。
近衛邸辺りは早咲きですが、まだ間に合うでしょうか?
何度見ても息を飲む素晴らしい枝垂れ桜です。
初めて見る次女たちも目が輝いていました。
この前来たときはまだ数輪咲いていただけだったのに、もう散りはじめの木もありましたが、今年も見れてスッキリとしました。
折角だから、御所の中も見学させて頂くことにしました。
注)
今までの記事でも御所と書いてきましたが、私が行っていたのは正確には京都御苑です。
御所の周りの公家屋敷跡を公園として整備された所、近衛邸跡もその1つです。
最も格式の高い正殿、紫宸殿です。
左近の桜が見頃です。
天皇のお住まいである清涼殿
百人一首に出てくるような高い畳の上で昼間は公務にあたられていたとのこと
白い布で囲われた場所は休憩場所のようなもの
広い回遊式の庭園も見どころですね。
台所のあった辺りは今は撤去されていますが、桜が見頃でした。
幾つかある井戸の跡は台所の名残ですね。
平安貴族の雅な姿が脳裏に浮かびますが、この位置に御所が移ったのは実は鎌倉時代末期のことなのですね。
その後も応仁の乱で消失したりして建て替えられているようです。
市内で唯一平安時代の姿を見れるのは、前の記事にあるおかめさんの千本釈迦堂だけなのです。
今は外国人で溢れている京都ですが、ピンチの都度甦ってきた町には強い意志が感じられます。
どうもありがとうございました。
今日も良き日でありますように