韓国映画 スペシャル・エージェント 特殊工作員 (2020年) | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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韓国【韓国映画・日本公開】韓国

 

 

 

 

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せわしないです~(≧∇≦)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SPECIAL AGENT

スペシャル・エージェント 特殊工作員

 





必ず殺る


観る者すべてを血しぶき吹き荒れる極限の戦場へ誘う、没入型バイオレンス・アクション!

韓国特殊部隊と北朝鮮特殊部隊が国境でぶつかり合う壮絶極まるバイオレンス・アクション。
南北の首相会談が実現、更には地雷原での戦いという特殊な背景により、重火器が制限された両国の特殊部隊は残酷極まる殺人術、ナイフ術で敵を迎え撃つ。
この血しぶき舞う迫力の作品を手掛けたのは数々の大作映画(『メモリーズ 追憶の剣』『バトル・オーシャン/海上決戦』等)で武術監督を務めてきた韓国アクション映画界の重鎮、シン・ジェミョン。
主演は日本でもお馴染みの韓流ドラマやマ・ドンソク主演のアクション大作『ザ・バッド・ガイズ』に出演するなど人気と実力を兼ね備えた俳優、イ・ジェユン。
敵役には『コンフィデンシャル/共助』『王宮の夜鬼』など大作映画の重要な役所を数多く演じ、韓国映画界を支える名バイプレイヤー、コン・ジョンファン。本作の凄みは彼の存在感と演技力によるものが大きい。他にも人気ドラマ「ハートが輝く瞬間」の主演に抜擢されたアイドル的人気を誇るチェ・ジスが出演。
日常のすぐ裏側にある不可避な戦い。平穏な日常の危うさを描いたリアルな戦争アクションに度肝を抜かれること間違いなし。

 

 

 

 

 

 

 



Staff
監督:シン・ジェミョン 『メモリーズ 追憶の剣』(武術監督)『バトル・オーシャン/海上決戦』(武術監督) 
脚本:チェ・ギルビョン


Cast
ウォンチョル役:イ・ジェユン『ザ・バッド・ガイズ』「アリス -運命のタイムトラベル」(日本語吹替:榎本雄二)
ソン・ヨンボム博士役:キム・カンイル(日本語吹替:田邉安彦)
北特殊部隊隊長役:コン・ジョンファン『王宮の夜鬼』『コンフィデンシャル/共助』(日本語吹替:内村俊章)
アルム役:チェ・ジス「ハートが輝く瞬間」(日本語吹替:篠宮なつ)




Story
韓国国家情報院所属だったウォンチョルは鑑別所に収監された娘を救う為に国からのある命令を受け入れる。それは韓国から北朝鮮に拉致され、大量殺戮を可能とする生物兵器の開発を強要されている科学者、通称VIPの暗殺。一人国境を越えたウォンチョルだがVIPもまた彼と同じく娘を人質同様にされた立場と知る。悩んだウォンチョルが下した決断はVIPと共に逃げる事。しかし想像を絶する残酷な追っ手との死闘が待ち受けていた。

 

 

 

 

アンニョン…(^-^)ノ

いつも、ありがとうさんです…キスマーク

 

バレンタインにいきなり相応しくない映画なんですけどね~あせる

 

月曜日、12日ですが、この作品を観ました…カチンコ

 

『スペシャル・エージェント 特殊工作員』 ―― 日本では劇場未公開…ですよねはてなマーク

違っていたらすんません(>_<)

 

観るまでどんな映画か全然知らずに観たんですが、観終えて「オススメ」とはまた違うんですよあせる

 

この映画、ズバリとても残酷なので世間様にご注意を促したいあせる

 

 

う~ん…難しいといえば難しい。

そうでもないといえばそう…。

ストーリーは比較的シンプルだと思うんですが。

 

ザッと私にわかる範囲であらすじを書かせてもらうと ―― 韓国国家情報院所属でおそらく暗殺など闇の深い仕事で秀でていただろうパク・ウォンチョル(イ・ジェユン)は、 政策室長(イ・セユン)から強引にある仕事を命じられる。

 

 

おそらくそれは誰もやりたくない仕事だったのですが、ウォンチョルの娘アルム(チェ・ジス)が、荒んだ生活の中で大それた問題を起こしてしまい、国家情報院の方で助けてもらわないとおそらく収拾がつかない。

 

こうして政策室長から脅迫される形で、恐ろしい任務を任された父ウォンチョルは娘アルムのため、危険なエリアに赴く。

 

仕事とは、北朝鮮で化学兵器を開発しているソン・ヨンボム博士(キム・ガンイル)を「消せ」というもの。

 

ソン・ヨンボム博士がいた場所まではエライ簡単に潜入しているウォンチョルですが、博士を南側まで連れて行こうとするため、切羽詰まった危険な戦いを強いられることになる ―― というのが物語の発端です。

 

 

いわゆるDMZ=Korean Demilitarized Zone、軍事境界線を舞台に繰り広げらる、山歩きなんかに慣れてにない博士を連れた逃走と、その訓練を受けた恐怖の戦闘能力で襲ってくる追っ手との戦いの映画作品です。

 

それで、いわゆる銃器を使用すると戦争になるからでしょう、ウォンチョル、そして追跡の一団たち双方とも刃物だけで戦わねばならない羽目になり、それは凄惨を極めます。

 

その戦いが本当に刃物…ナイフですね、それで切る、刺すの殺し合いなので、血のにおいが漂うような惨たらしいものなのです。

映画で残酷や暴力に慣れている私でも、かなりきつかったです。

 

だからこの映画、まずそういった残酷、流血、暴力を好まない方々はご注意ください。

映画のほとんどが残酷、流血、暴力でできているような身も蓋もない作品です。

 

 

で、普通に考えてソン・ヨンボム博士を連れたパク・ウォンチョルを追跡してくる追っ手とは、北の軍人たちだと思いますが、映画では軍人の一団同士の戦いにも発展していきます。

 

が、ここで非常に困ったんですが、最初、北と南、軍隊のユニフォームを着たグループが、どっちがどっちか私にもわからないんですよあせる

 

だいたい、最近だったらほら、『宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました』(2022年)で登場人物が着てる軍服で南と北の判別ができるでしょう。

でも、この映画ではそれがちょっとわからないんですよ。

 

まあ、観てる間に考えて、わかってくるんですけど、最初は困りましたわ~。

どっちがどっちだと…。

 

どうも、ウォンチョルを追う北の特殊要員からウォンチョルたちを助けるために南の特殊要員も投入されたようです。

 

 

ともかく94分と短めの映画なのに、映画のほとんどが登場人物たちがナイフで殺し合い続けるという、異様な作品です。

それを観ているのはかなりきついことなんですが、しかし、実際、これは大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国に限らず、戦闘とはこういったものなのかもしれないと思わされるようなリアルな怖さもありました。

 

思い出したのは『ランボー』の1作目(1982年)かなあ。

森の中で走り回るから。

でも、やっぱり違う映画だと思います。

私は詳しくないけど、危険な戦闘地域から脱しようと奮闘する作品なんだと思います。

 

 

主人公パク・ウォンチョルを演じるのはイ・ジェユンさん。

出演作は観てますが、パッとはわからない方ですね~。

しかし体つき、アクション、そして感情を押し殺した演技、この映画の主役に相応しい男優さんだと思います。

 

ソン・ヨンボム博士を演じたキム・ガンイルさんの方が出演作もたくさん観てるし、馴染みがあるかな。

 

そして北の特殊要員たちの残忍なリーダーを演じたコン・ジョンファンさんも、いろいろ出てられますが、『コンフィデンシャル 共助』(2016年)で悪役キム・ジュヒョクさんの片腕的存在だった長身の男役で有名じゃないでしょうか。

また『王宮の夜鬼』(2018年)ではキリッとした「クミジャン(禁衛長)」を演じておられ、ヒョンビンとのつながりが深いですね。

 

 

パク・ウォンチョルの娘アルムを演じるのはチェ・ジス。

ドラマでも活躍してますし、彼女が出演する映画も今後、公開されると思いますので覚えておきましょう。

あ、アルムはそんなに出てこないですよ。

 

そして、この映画の監督さん、シン・ジェミョン監督は、1990年代から武術監督、アクション監督をされてきた方だそうで、『スペシャル・エージェント 特殊工作員』が監督第一作だそうです。

 

 

そして次が2021年11月に公開された『ホットブラッド 핫 블러드』です。

 

ポスターを見る限り、主役はイ・ジョンヒョンさんのようですね。

※ 1990年10月26日生まれ、男性俳優のイ・ジョンヒョンさんです。

イ・ジョンヒョンさんはこれまで助演で活躍されてて、アクションに秀でた方だと思いますが、私は印象深いんです。

シン・ジェミョン監督のアクション映画の主演に抜擢されたのなら良かったですね。

作品も気になります。

 

物語は、かつてテコンドー国家代表を夢見た3人のチング。

そのうちの1人である「テヨン」が久しぶりに故郷に帰り、3人は再会するが…といった話のようで、やっぱりアクション映画なんでしょう。

イ・ジョンヒョンさんは昔のリュ・スンボムさんのような「不良」役が似合うと思いますね。

『ホットブラッド』、観たいです。

 

영화 [핫 블러드] 메인 예고편 : 이정현, 최제헌, 정성호 : 2021.11.25 : 액션

映画「ホットブラッド」メイン予告編:イ・ジョンヒョン、チェ・ジェホン、チョン・ソンホ:2021.11.25:アクション

 

 

『スペシャル・エージェント 特殊工作員』ですが、私からオススメさせていただく映画ではないんだけど、しかし、こういったナイフで斬り合い、刺し合いのバイオレンス・アクションがお好きな方は是非、観ていただきたいと思います。

ゾッとする満足があるかもしれない。

暴力や死をあんまり楽しんでもらっても困るんですけどねあせる

 

当たり前ですが韓国と北朝鮮、どちらにとってもこんな戦闘はあってほしくないですね。

 

私の気持ちとしては観て良かったです。

暴力、戦闘の映画にもまだこうして踏み込める領域があるんだと理解できました。

表現の幅も広がり、また作品のテーマなどによって傑作に至ることもあるのではないでしょうか。

 

シン・ジェミョン監督、ようやりはったあせると思いますね。

 

また興味のある方は観てください汗

 

アンニョン~☆⌒(*^-゜)v

 

ってことなんですがひらめき電球

最後に以下、一場面に深く触れさせてもらいますのでご注意を👿


 

もう、ただでさえ残酷な殺し合いでしんどいんですが、北の特殊要員たちの中に女性が二人いまして…この二人と南の一人の戦いは特に目を背けたくなるほど凄惨を極めるものでした。

 

1999年の傑作『シュリ』がすでにそうでしたが、北では女性も殺人の訓練を受け、躊躇なく戦闘に参加する場合もあるものなのだろうか。

女も殺し合いの戦いを強いられることが、いざそれが現実だと恐ろしいですよね。

この北の女性特殊要員たちの場面は心乱される戦慄のシーンでしたが、観ながらいろいろ考えてしまいました(´・_・`)

 

戦闘はカッコイイ、と映画を観てて思いますが、実際は ―― そこには冷たい死があり、私たちが考えるよりももっと恐ろしいものなのでしょうね。

 

この場面もだし、映画全体、暴力が長く続き、苦しいんだけど、監督の意図はどういったものなのだろうか。

アクションを長く撮りたいというのもあるでしょう。

しかし結果として出来上がった映画はアクションの楽しさではなく暴力、戦闘の怖さを表現するものではないかと思います。


今日も読んでくださり、ありがとうさんでした…(^.^/)))



スペシャル・エージェント 特殊工作員

原題:특수요원 特殊要員 특수요원-작전명 P-69
英語題:Special Agent


2020年製作/94分/韓国
韓国封切:2020年11月19日

脚本:チェ・ギルビョン
監督:シン・ジェミョン [第1作]
助監督:チェ・ギルビョン
撮影:ムン・ヨンシク
照明:チェ・ソンウォン
編集:キョン・ミノ (ミノデジカット)
音楽:キム・スヨン (KERMS)、チョ・ウングァン、キム・ユリム
美術:チャン・ウォン(ジェイアート)
武術:チョン・チャンヒョン

出演
イ・ジェユン → パク・ウォンチョル(朴元哲)(P-69) 韓国 国家情報院 台北情報収集および暗殺担当
コン・ジョンファン → 北朝鮮 特殊要員 N1 N特殊部隊
キム・ガンイル → ソン・ヨンボム博士 北朝鮮 科学技術委員会

ムン・ソンボク → 韓国 特殊要員 S1 国防部 特殊部隊本部
チョン・チャンヒョン → 韓国 特殊要員 S2 [武術監督]
チョン・ソンホ → 韓国 特殊要員 S3
オ・ジョンウ → 韓国 特殊要員 S4
チョ・ミンギョ → 韓国 特殊要員 S5
ソン・デミン → 北朝鮮 特殊要員 N2 N特殊部隊
イ・デヒ → 北朝鮮 特殊要員 N3
リュ・ヨニョン → 北朝鮮 特殊要員 N4
ソ・ジョンフン → 北朝鮮 特殊要員 N5
パク・テガン → 北朝鮮 特殊要員 N6
イ・サンハ → 北朝鮮 特殊要員 N7
キム・ドンウン → 北朝鮮 特殊要員 N8
イム・ドンウン → 北朝鮮 特殊要員 N9
ユン・ジェヒョン → 北朝鮮 特殊要員 N10
キム・ミラン → 北朝鮮 特殊要員 N11
ソン・ミンギョン → 北朝鮮 特殊要員 N12
キム・ジェヒョン → 北朝鮮 特殊要員 N13
チャン・ヒョンジン → 北朝鮮 特殊要員 N14
ウ・ジェウォン → 北朝鮮 特殊要員 N15
キム・ソンジン → 北朝鮮 特殊要員 N16
ソ・ジェイル → 北朝鮮 特殊要員 N17
チョン・ヨンアム → 北朝鮮 特殊要員 N18
ファン・ヨンユン → 北朝鮮 特殊要員 N19
クォン・オチョル → 北朝鮮 特殊要員 N20
イ・セユン → 国家情報院 政策室長
ソン・ブゴン → 北朝鮮 将校 チェ・ソンヨン
ハン・ゴン → 北朝鮮 特殊部隊1
ハン・ジェゴン → 北朝鮮 特殊部隊2
ウ・ヨンテク → 北朝鮮 特殊部隊3
コ・マンギュ → 北朝鮮 特殊部隊4
キム・チェワン → 北朝鮮 特殊部隊5
チェ・ジス → パク・アルム パク・ウォンチョルの娘
チ・ジョンウン → パク・ウォンスク博士 ソン・ヨンボム博士の夫人
イ・ビョンス → 北朝鮮 高位幹部
チョン・アヒ → 北朝鮮 要員1
カン・デヒョン → 北朝鮮 要員2
ペ・ヒョンギョン → 韓国 情報部要員
シン・ジェミョン → 北朝鮮 警備要員  [監督]

特別出演
チョ・ヨンジ → パク・ウォンチョル夫人 ト・ヘソン
ソン・ミンギョン → ソン・ヨンボム博士の娘 ソン・ヘリョン

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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