銭の戦争　あらすじネタバレ　８話⑥

韓国ドラマ　リメイク版のドラマのネタバレ記事です。

銭の戦争　最終回（11話）
■銭の戦争放送の日時は、毎週火曜日10時です。
銭の戦争　あらすじネタバレ　８話⑤の続き。

銭の戦争　あらすじネタバレ　８話⑥

富生は、フリーライターに謝礼を振り込む約束をし、記事の売り込みは少し待ってくれるように伝える。
灰谷は、かつてすべてを失い完全に終わったと思い馬鹿にしていた富生の鮮やかな手腕に感心していた。
富生はポケットから100万円入りの封筒を取り出して、灰谷に差し出すと「貸してあげる。」と言った。
灰谷は自分が金に困っているとわかっていた富生の観察力の鋭さに二度驚く。
灰谷は、スタッフに1億を持ち逃げされて資金繰りに困り家賃さえ払えなくて、慌てて借りていたビルから引き払った痕跡を残していたのだった。
「もう俺は終わりですよ。」と灰谷は弱音を吐いた。
富生は「俺もそう思った。でも意外に終わらないものだよ。」と言って、
返せる保障がない事も承知で、灰谷に100万を貸してやった。
「たかが１億程度の金、早く取り戻せ。」と優しい言葉を掛けて。

灰谷と倉庫前で別れて歩き出した富生の携帯が鳴った。
梢からの呼び出しだった。

富生が梢の事務所に姿を現すと、梢は呼び出した理由を
「謝っておきたかったから」と言って、早和子の仕打ちを詫びたが、その舌の根も乾かぬ先に、
祖母がどんなに大切に自分を育ててくれたかを語り、だから自分は祖母を守ると言い、富生とは敵対関係である事を宣言した。

青池グループを守るからにはホワイト化学は手放せない。
それがどういう経緯で手に入ったものだとしても、今自分達の手中にあるそれは渡さないと。

富生は一言も抗わずに「わかった」と答えたが、
去る前に「でも、もうじき手放す事になると思うよ。」と告げてドアを開けて出た。

紺野家に帰った富生は「もうすぐ片が付く。」と言って、やたらとスタンプを押した。
富生の心づもりでは、ホワイト化学を取り戻して再出発出来る日はもう目前だった。

富生のＰＣに、あのフリーライターからのメールが届いていた。
下書き原稿が出来上がったのだ。
富生はそれを確認した。
「特許庁役人自ら金のなる木を発明？！」という
富生が言った通りのブラックジョークの効いた見出しが躍っている。
青池ファイナンスから多額の金の受け渡しがあった事も、しっかりと青池早和子の写真入りで割り付けされていた。

こうして、青池グループにとって不利な材料をバラす準備が整うと、富生は再び、青池早和子に会いに行った。
青池が所有するホワイト化学の株を買い取るために。

青池早和子は富生がポケットから取り出して見せた記事の下書き原稿を見て穏やかではなかったが、
この記事をストップするのと引き換えにホワイト化学を返して欲しいという富生の申し出を、あっさりと断った。

「無い袖は振れない」と言うところだろうか？
青池早和子は青池ファイナンスの持ち株のうち51％を20億で赤松に譲渡したと言うのだ。
だからもうホワイト化学に対する権限は自分にはなく、すべての決定権は今や赤松のものだと言う。

銭の戦争　あらすじネタバレ　８話終わり――。

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