項羽と劉邦 King's War 16話~馬鹿の語源の話で1番馬鹿なのは誰か | 映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

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項羽と劉邦 King's War 16話~馬鹿の語源の話で1番馬鹿なのは誰か

項羽と劉邦 King’s War 第16話のタイトルは『馬を指して鹿と為(な)す』
これは、一説では「馬鹿」という言葉の語源とされる出来事の話。


馬鹿の語源ではないか?とされる話とは
趙高は、檻に入れた鹿を用意すると
胡亥(始皇帝の末息子)の前に臣下を呼び集め、これを指して馬だと言う。
そして臣下たちに「この動物は鹿か馬か」と尋ねる。
趙高を恐れる多くの臣下たちは、鹿だとわかりながらも「馬だ」と答えるが…2人の者だけは「鹿だ」と答えて牢に入れられてしまう。
趙高にとっては自分に従わない者の存在が不都合なので、
臣下達が胡亥か、自分か、どちらについているのかを確かめるために行った事であった。
投獄された2人は、その後、殺されてしまう。

それ以来、趙高に逆らう者はいなくなり、胡亥に真実を言う者もいなくなった。
趙高が朝廷の実権を完全に掌握する暗黒の世となったのだ。


この話では「趙高はおかしな事を言うなぁ~」で済ましている胡亥も、もちろんバカたれだけど、
こんな事をしている趙高の方がもっと大バカ。
このような事をして、宮中での自分の権力を固めているうちに、
中国全国各地では反乱が相次ぎ、奏の立場はどんどんと危ういものになっていったのだ。
その外敵に対しては、ほぼ無策というよりも、もっと酷く、
唯一、奏国のために命をかけて外敵と戦っていた章邯の勝利の邪魔までしょうとするのだから…
「この昔のおねえ、どうかしてるぜ…」
いくら権力を握っても自分で自分が立っている国の大地を崩しにかかるバカさ加減は他に類がないのでは?


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