映画 愛情は深い海の如く ネタバレ・あらすじ・感想 | 映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

映画のネタバレ・あらすじ・キャストを最終回までや日本、韓国、中国、米国の映画・ドラマから面白いものを選んでネタバレ・あらすじ・感想を書いています。 

洋画のご紹介です(°∀°)b

映画 愛情は深い海の如く ネタバレ・あらすじ・感想

映画 愛情は深い海の如く 概要

監督:テレンス・デイヴィス
2011年制作のアメリカ映画。
1955年にヴィヴィアン・リー主演で映画化もされた同名舞台劇が原作。

映画 愛情は深い海の如く ネタバレ・あらすじ

ヘスターは、第二次世界大戦後のロンドンで、親子ほど歳の離れた判事の夫と裕福に暮らしていた美貌の妻。

夫は優しいが、年のせいか夫婦生活には消極的で、
同居する義母との折り合いも悪く、彼女は、日々、
不満を募らせていた。
そんな折り、同世代の元英国空軍パイロット、フレディと酒場で出会い、瞬く間に恋に落ちる。

ある日、フレディとの関係を夫に知られた事を切っ掛けに、家を出てフレディと暮らし始めたヘスター。
情熱的に心と体を重ねた二人だったが…
フレディは、戦時中の過酷な経験を引きずり、アルコール依存症な上に、些細な事ですぐに怒りを露わにする。
ヘスターはヘスターで、悪気はないが、感じた事を直感的に口にするお嬢様気質。
そんな二人の愛の生活は長くは続かず、
何度かの小さな言い争いを経て、フレディの気持ちは次第にヘスターから離れ始める。
一方、ヘスターのフレディに対する想いは変わる事はなかったが、理想と掛け離れた“愛の暮らし”に失望し、フレディの留守中に自殺を図る。
同じアパートの管理人のおばさん他、住人に助けられて一命を取り留めたヘスター。
旦那さんも自殺未遂の知らせを受けて、心配して駆けつけてくれた。

自殺未遂の事をフレディに隠すがバレてしまい、それが決定的にフレディの尊厳を傷つけて、その日のうちに彼は彼女に別れを告げる。

管理人さんには「もうこんな事は二度と止めて!」と迷惑がられて、フレディにも瞬く間に嫌われて、心配してくれるのは唯一、夫だけだったが、それでも、ヘスターは「フレディを愛しているの」と夫に言い続けた。
怒りもせずに、さんざん情夫への愛を聞かされただけの夫を見送り、そして…「最後に、後一晩だけ」と縋ってフレディを引き止め、一緒にいてもらった翌朝、彼女は、自分の将来はノープランのままで、旅立つフレディを悲しい気持ちで見送るのだった。

映画 愛情は深い海の如く 感想

「女が、男の口説き文句に乗せられて、その気になった結果、捨てられた。」という巷によくある話で、ストーリーに期待したら裏切られる事は必定である。

しかしながら、これは、ぶっちゃけストーリーなんて添え物のようなもので、音楽と映像の美しさや、それらの格調を楽しむ映画ではないだろうか?

主演の レイチェル・ワイズが実に美しい。
現実に、あれほど美しい女性であれば、言い寄る男が切れる事はない。
だから、あの男が去ったとしても、暫く待てば、すぐに次のイイ男が現れる。
買い手市場の選り取り見取りだろう。
にも関わらず、ああいった軍事オタクのつまらない男に、いいようにあしらわれて、それで人生を終えてしまうなんて大馬鹿もいいところ。
よほど世間知らずの箱入り奥様だったのかな?

そんなヒロインが、真実の愛云々を、いっちょまえに語るんだけど、実際は何もわかってなくて、客観的に見れば、ただの痛い女ってやつ。
脇役の管理人のおばさんの方が、よっぽど、よくわかってて、しかも体現してたんよね。