映画 リセット 決死のカウントダウン 概要・ネタバレ・あらすじ・感想
映画 リセット 決死のカウントダウン 概要
2018年2月14日公開の中国映画監督:チャン(1975年 生まれ韓国人で 43歳)
ジャッキー・チェン、プロデュースのSFアクション・スリラー。
この映画のチャン監督って「誰やねん?」って思った上に、ネットでもあんまり情報が出て来なかったんですが、韓国の監督でして、映画『ポイントブランク~標的にされた男』『ケチュンばあちゃん』『ブラッディ・ミッション』などの映画を監督されてますね。
シングルマザーの美人物理研究所所員チア・ティエン(ヤン・ミー)が、息子の生命を助けるためにタイムリープを繰り返す。
遡れるのは110分という限られた時間。
香港・中国・韓国を代表する豪華キャスト・スタッフが集結して放つタイムリープ・アクション大作!!
映画 リセット 決死のカウントダウン ネタバレ・あらすじ
物理研究所で上級研究員であるチア・ティエンは、長年、過去に戻るタイムリープ装置の研究を続けていた。シングルマザーの彼女は、仕事で長時間、家を留守にする事が多い。
そのため、普段、愛する一人息子を家政婦に預けて仕事に出かけていた。
そんなある日、遂に生体組織を「110分」だけ過去に送り込む技術が完成する。
ただし、サルでは成功していても、人間を使っての実験はまだだった。
実用化に向けて、更なる研究を進めるための追加資金を獲得出来た研究所。
しかし、そのニュースが報道された後、
家で一人、留守番をしていた息子のドゥドゥが誘拐されてしまう。
息子の命と引き換えに、犯人ツゥイ・フー(ウォレス・フォ)から研究データを要求されたティエンは、
厳重な研究所の警備網と危機一髪の危険をかいくぐり、やっとの思いで手に入れたデーターを持って行くが、約束を破った犯人に息子の命を奪われた上に、データーごと拉致されてしまう。
最愛の息子の命を取り戻すため、ティエンは無謀にも、素粒子転送装置を使い、110分前の過去へとタイムリープ!
だが、そこはパラレル上での元の世界をAとした場合のB世界であり、
B世界にはB世界の110分前のティエンが存在した。
このB世界でもう1度、息子の救出にトライするティエンだが、激しいカーバトルの末に、またしても息子は撃ち殺される。
そこでティエンは再び自身を装置で過去へ転送。
次の過去世界では、ティエンが3人になっていた。
果たして、ティエンは、愛する息子を救えるのか!?
短時間タイムリープが可能になった世界での身の毛もよだつ真の恐怖とは?!
映画 リセット 決死のカウントダウン 感想
まだ比較的最近の2018年2月の公開で、上映場所も限られているせいかこの映画、まだネタバレ書いてる人が、ほとんど見当たらないので、書かせて頂く事にしました。ラストまでの完全ネタバレじゃないですが、
映画の雰囲気や出来栄えが、ある程度、伝わったならば幸いです。
元々、映画のメイキング側じゃなかったジャッキー・チェンのプロデュースしたSF映画って、どんな仕上がりなんだろう?って気になって観てみました。
映像は十分に近未来の雰囲気を醸していて、申し分なく撮れています。
カーアクションもスリル満点で、流石にアクション畑のジャッキーのプロデュースだけあるわ~!って思わせてくれる♪
だけど、ストーリーに関しては「ん?!」な誰の目にも明確なツッコミどころが、ありました。
それは何かと言うとね…
タイムリープもので、しかも最初からパラレルワールドを明言してるので、
本来ならば矛盾を避けたストーリーに出来る筈にも関わらず、おい!何で2回目の過去への転送で、またB世界へ飛んでんだよ?!
そこはC世界に飛ぶのが、パラレルワールドの論理でしょうが!って、とこですね。
1回目に過去へ行った先のB世界で、主人公がダブり過ぎ!ww
この映画の制作陣、パラレル理論がわかってるようで、わかってなかったんね。
悪党役のウォレス・フォ(霍建華)さんは、よく中国のミーハー系歴史ものドラマで剣士の役をやっているイケメン俳優です。
現代もので初めて見たけど、やはりハンサムですね。