ドラマ ボルジア 欲望の系譜 概要・ネタバレ(1話・2話・3話)・キャスト&カンタレラ音楽動画
ドラマ ボルジア 欲望の系譜 概要
フランスとドイツの共同制作によるテレビドラマ。15世紀末。ルネッサンス期のヨーロッパの光と陰。
その頃、ヨーロッパ諸国・都市は、華やかな芸術に溢れ、商業も繁栄。
人々は文化的な生活を意気揚々と謳歌していた。
だが、その陰では…
富裕層である貴族と下層階級が対立していたり、
殺人やレイプなどの犯罪が蔓延る堕落と腐敗に満ちていた。
1492年、イタリアのローマ、バチカンの地で、その中枢に君臨したのが、ボルジア家である。
ロドリーゴ・ボルジアは法王の座に着き、ボルジア家による背徳にまみれた治世が始まる……。
カンタレラ
カンタレラとは、中世にイタリア貴族ボルジア家が政略に用いたとされる毒薬の名前。
ボルジア家のチェーザレと妹ルクレツィアには近親相姦の噂があったとされており、以下の曲は、その兄妹の禁断の愛を題材としたラブソング♪
因みに、歌っている渡辺大輔は、ニコニコミュージカルでは、チェーザレではなくジョバンニ・デ・メディチを演じている。
ドラマ ボルジア 欲望の系譜 ネタバレ(1話・2話・3話)
1話「1492年」のネタバレ・あらすじ1492年、ローマ。
ボルジア家当主でカトリック教皇庁枢機卿のロドリーゴは、後継者の長男ペドロ・ルイスが殺されたという知らせを受け、一族の将来を案じて、
元愛人ヴァノッツァとの間に出来た次男・三男と娘ルクレツィアをローマに呼び寄せる。
ロドリーゴの今の愛人は娘ほど年の離れたジュリア・ファルネーゼ。
ジュリアは既に既婚女性であったが、夫、オルシーノ・オルシーニの母であるアドリアーナ・デル・ミラの元で、ロドリーゴとベットを共にするという暮らしをしていた。
その家へと呼び寄せられたルクレツィアだったが、ジュリアを嫌い、ロドリーゴに「ここにいたくない。修道院へ入れて欲しい。」と頼むが取り合ってもらえなかった。
しかし、たった一つの腕輪に釣られて、あっさりと訴えを撤回してしまう。
2話「5つの死」のネタバレ・あらすじ
ボルジア家と自分の将来に不安を感じた三男のチェーザレは怪しげな女占い師の元を訪ね将来を占わせる。
占い師は「近々5つの死が訪れるだろう。」と告げる。
当時、ローマで流行していた熱病に、ボルジア家の家族も次々と犯された。
女占い師が豚のウンチを体中に塗りたくるという呆れた治療法を施したのが効いたか否かは定かではないが、
幸い母と義父は助かった。
しかし末の弟オッタヴィーノはウンチ塗りたくりの甲斐もなく死んでしまい激怒したチェーザレは女占い師を絞め殺す。
ボルジア家の娘、ルクレツィアの嫁ぎ先が決まり、彼女は婚約者ドン・ガスパロと対面するが、どうも好きになれないでいた。
一方、ルクレツィアを気に入ったが好かれていない事を感じ取っていたガスパロ。
そんな彼にジュリア・ファルネーゼが口説きのテクニックを伝授した結果、単純なルクレツィアは、瞬く間にガスパロが好きになる。
ボルジア家の跡取りとして期待されていた長男、ペドロ・ルイス・ボルジアが亡くなり、ロドリーゴは次男のホアンに期待を寄せる一方で、チェーザレを大司教に任命する。
聖職が自分には合っていないと悩むチェーザレだが、
ロドリーゴから、ボルジア家存亡の危機だと言われて、ホアンと共にボルジア家を守って行くという思いはあった。
しかし、若さゆえ感情を抑制出来ず、コロンナ家と争いを起こして良家の関係を拗らせ、かえってロドリーゴの立場を悪くしてしまう。
3話「神との契約」のネタバレ・あらすじ
現ローマ教皇ジョヴァンニ・バッティスタ・チーボの病状が重く、いつ没するか予断を許さない状況化で、コンクラーヴェと呼ばれる次期教皇を選ぶ選挙が行われる。
ロドリーゴは、何とか自分に票を集めようと、さまざまに策略を巡らすのだが、ライバルらが、彼の過去の罪を暴いたりしてなかなか思うように票を獲得出来ずにいた。
だが策略の結果、自分に不都合なジョヴァンニ・バッティスタ・チーボの遺言は、彼の息子を使って破棄させる事に成功していた。
教皇が死んだら「その遺産の相続人は神の子である自分だ」と農民達が暴徒と化して枢機卿たちの屋敷を襲うだろうとのロドリーゴの予想通りになったが、一晩で鎮圧される。
チェーザレはピサの神学校へ戻っていたが、
恋人のフィアメッタが男の子を出産したという知らせを受けて、フィアメッタの元へ駆けつけ、赤ちゃんを抱き上げて顔を綻ばせる。
一方、熱病にかかったルクレツィアは修道院へ送られるが、そこでもうつる事を懸念して隔離されていた。
そんな彼女のベッドに、ドン・ガスパロが裸になって忍び込み、病気がうつる事も気にせずに、口づけて彼女の体を抱擁する。
教皇選挙でローヴェレが優勢らしいと聞いたチェーザレは、独身を貫かねばならないというカトリックの戒律を破った自分のせいだと考え、
またこれ以上、父、ロドリーゴに見放されたくないという思いから、生贄を捧げる事と引き換えに一族に神からの祝福を得ようと、
生まれたばかりの息子を崖の上に置き去りにする。
ドラマ ボルジア 欲望の系譜 登場人物
《ボルジア家★ローマ》●ロドリーゴ・ボルジア…別名、アレクサンデル6世(ローマ教皇)
スペイン・バレンシアのシャティヴァ出身。
本名はロデリク・ランソル(Roderic Lanzol)であったが、母方の伯父であるカリストゥス3世の教皇就任に伴って、母方の苗字であるボルハ(ボルジャ、Borja)に変更。
ロドリーゴ・ボルジア(Rodrigo Borgia)とは、この名のイタリア読み。
金と色に塗れ、複数名の愛人を持っている。
ワイロの力で教皇位を得る。
●ヴァノッツァ・カタネイ…ロドリーゴ・ボルジアの愛人で、ホアン・チェーザレ・ルクレツィアらの母。
●チェーザレ・ボルジア…ロドリーゴ・ボルジアとヴァノッツァ・カタネイの間に出来た次男。
●ホアン・ボルジア…チェーザレの兄。
●ルクレツィア・ボルジア…チェーザレの妹。
●ジュリア・ファルネーゼ…ロドリーゴの現愛人。
《オルシーニ家★ローマ》
●ヴィルジニオ・オルシーニ…教皇軍の総司令官。
●ジャンヴァティスタ・オルシーニ…枢機卿。
●オルシーノ・オルシーニ…ジュリア・ファルネーゼの夫でアドリア―ナの息子。
《コロンナ家★ローマ》
●ファブリツィオ・コロンナ…教皇庁長官。
●マルコアントニオ・コロンナ…ファブリツィオの甥。
●ジョバンニ・コロンナ…枢機卿でファブリツィオの弟。
《メディチ家★フィレンツェ》
●ロレンツォ・デ・メディチ…フィレンツェの有力者。
(ルネサンス期におけるメディチ家最盛時の当主。)
●ジョバンニ・デ・メディチ…ロレンツォの息子。
《ローヴェレ家★ジェノヴァ》
●ジュリアーノ・デッラ・ローヴェレ…枢機卿でロドリーゴの宿敵。
《前教皇家★ジェノヴァ》
●ジョヴァンニ・バッティスタ・チーボ(インノケンティウス8世)
《スフォルツァ家★ミラノ》
●アスカーニオ・スフォルツァ…枢機卿/ミラノの有力者の弟。
●ジョバンニ・スフォルツァ…アスカーニオのいとこ。
《カラファ家★ナポリ》
●オリヴィエロ・カラファ
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