スリーピング ビューティー/禁断の悦び 感想 無料動画(R15) | 映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

映画のネタバレ・あらすじ・キャストを最終回までや日本、韓国、中国、米国の映画・ドラマから面白いものを選んでネタバレ・あらすじ・感想を書いています。 

洋画のご紹介です。

映画 スリーピング ビューティー/禁断の悦び 感想 無料動画(R15)



映画 スリーピング ビューティー/禁断の悦び 概要


2011年、日本公開の映画。
監督:ジュリア・リー
主演:エミリー・ブラウニング

映画 スリーピング ビューティー/禁断の悦び 感想


川端康成の『眠れる美女』が原作と言うが、映画では、そこまで全然、表現が行きついておらず、何を目指しているのか?さっぱりわからない。

主人公の淡々と流れ去る中途半端にエロテックな日常の、数日かあるいは数週間を切り取って見せたような映画。

登場人物全員が感情の起伏を見せず、誰もが他人の事に無関心なようで終始、クールな感じで統一されているので、
一般的な映画やドラマのようなドラマテックな醍醐味はなく、世の中の冷たさや世知辛さをそのままストレートに見せられているような感じ。

原作としている小説が古いので、ある意味、古風なエロとも言え、
同時にマニアックなエロでもあり、
昨今の日常的に人目に触れる売春からは遠いが、
さりとて健全な女子大生の日常生活からもほど遠く、それなりに覚悟のいる大胆な仕事なのに、
主人公がここまでして得た筈の収入が、高層マンションの一部屋を借りるのにやっとくらいの微小な金額なのがどうも腑に落ちない。

オチも何もない突然、話をぶち切ったような終わり方をする。

作品の構成力や面白さなどのクオリティを問題にする通常の映画ファンからすれば話にならない駄作だが、例えば村上春樹ファンのような、その作品の整合性よりも、作品自体の持つ雰囲気や感性を重要視する人の中には、それなりに評価の高い人もいるようだ。

作品の評価とは関係のない部分であるが、
主人公の少女の肌がきめ細かくて美しく、絹こし豆腐のようであるのに対して、
それ以外に登場している成人女性の肌が厚揚げの表面のようにザラザラした感じで張りもなく、もし自分が男ならば、どちらを触りたいかは一目瞭然であった。

映画 スリーピング ビューティー/禁断の悦び 無料動画配信



よく似たタイトルの映画に『スリーピングビューティー 眠り姫と悪魔の館』がある。