こんにちは
離乳食専門の歯科衛生士のDHトモミです。
新年あけましておめでとうございます
年も変わったので、改めて離乳食についてお話ししたいと思います。
離乳食といっても、色々な方法がありますよね。
私は手づかみ離乳食という方法をおすすめしています。
手づかみ離乳食とは、その名の通り、赤ちゃんに食べ物を手でつかんで食べてもらう方法です。
手づかみ食べって1歳前くらいになったら、させるんじゃないの?
と思っている方もいると思いますが、
私がお奨めする食育実践予防歯科🄬の手づかみ離乳食は、初期からでも手を伸ばしたら手づかみ食べスタートのチャンス!!です。
この方法には、お口の機能発達にとても良いメリットがあります
今日はそのメリットを3つご紹介します。
1つ目【 噛む力が強くなる 】
といってもパワー的な強さということでなく、お口の機能を使って、しっかり噛むことかできたり、咀嚼のコントロールができるということです。
手づかみ離乳食では、赤ちゃんが自分で食べ物の大きさや硬さを感じながら噛みます。
これによって、噛む力や噛む回数が増えます。
噛む力が向上してくると、歯や顎の発達(これが歯並びを左右します)に良いだけでなく、消化や栄養吸収にも良い状態に導いていきます
2つ目【 舌の動きがスムーズになる 】
赤ちゃんの舌の動きには段階があります。
その段階に合わせて離乳食の状態ややわらかさを調整配慮していく必要がありますが、
手づかみ離乳食では、その食材を通じて、赤ちゃんが自分で食べ物を口に入れたり出したりします。
これによって、舌の動きが自然に身に付きにコントロールできるようになっていきます。
スプーンで食べさせるばかりの離乳食だと、自分の口で取り込んだり舌を積極的に使う機会がだいぶ減ってしまうため、
舌の動きや使い方の経験も少なくなってしまいます。
動きがスムーズになると、咀嚼嚥下もそれに伴い上手になっていき、味覚や発音にも良い影響を及ぼします。
3つ目【 好き嫌いが少ない 】
手づかみ離乳食では、赤ちゃんが自分で食べたいものを選んだり触ったりします。
これによって、食べ物に対する興味や好奇心が高まります
好き嫌いが少ないと、バランスの良い食事や新しい味にも挑戦しやすくなりますよ。
ただし、”このみ”は出てくる時期はあるので、単に”嫌いなんだな”で済まさず、繰り返し出し続けていきましょう。
食べない=出さないはNGです。
この時期の好き嫌いは偏食ではないのでご注意ください。
以上、手づかみ離乳食のお口の機能発達に関するメリットを3つご紹介しました。
いかがでしたか?
手づかみ離乳食は、「親子でうれしい!たのしい!おいしい!」という私のモットーにぴったりです。
もっと詳しく知りたい方は、私がオンラインで開催しているオンライン離乳食教室に参加してみてください
離乳食教室では、手づかみ離乳食の進め方や方法、レシピ、注意点などをお伝えします。
赤ちゃんと一緒に参加できるので、楽しく学べますよ。
詳細はこちらからご覧ください⇩