今回見た大半の方は、賢太(川村壱馬)に金を騙し取られなくて良かった~!と思ったんじゃないですかね。
どうもそんな可能性も匂わせる演出が施されていたので、ドキドキしながら事のなりゆきを見ていました。
テレビ朝日 日曜22時
「日曜の夜ぐらいは」第6話
主演…清野菜名
脚本…岡田惠和
演出…新城毅彦
今回印象的だったのは若葉(生見愛瑠)と祖母の富士子(宮本信子)の率直な言葉。
若葉は富士子の影響をやはり色濃く受けているんだな~とよくわかる回でした。
まず、若葉はカフェの候補物件が他に取られてしまった時に、悔しいってことを
はっきり言って、今まで悔しいって思わなかったのは、どうせ…と諦めていたからで、悔しいって思えるようになったのは良いことだ…と言い、それをサチ(清野菜名)や翔子(岸井ゆきの)はよく言ったとなりました。
忌憚なく思うことを口にするのが若葉の良いところだと思うんですよね。
悔しいって思うのは良いことって、今までそう思えなかった人が、よりポジティブになった証で、それは目からウロコでした。
富士子は富士子で、邦子(和久井映見)と仲良くなるんですが、わざわざ邦子に自分は邦子を利用してやりたいことをしようとしていると率直に話します。
しかし、邦子はそんなことを気にしていなくて富士子を受け入れていることを伝えます。
サチや翔子、若葉が救われていくのと同時に、邦子や富士子もポジティブになっていくのが、良いな~と思います。
かつて、若葉が日曜の夜に死にたいと思わない人は幸せだと、学校に出した文章に書いた話も、
いかに富士子と若葉がそんな日曜の夜を送っていたんだなと、身につまされました。
それを踏まえてのサンデイズというカフェの店名は良いなと思いました。
今回の評価は…8