連ドラについてじっくり語るブログ

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連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

このドラマは毎回テーマを決めて、それにまつわるエピソードを伊藤家の人々それぞれが繰り広げ「そういうことってあるよね」と共感できる仕組みになっていて、そこがよくできているなと思います。




フジテレビ  土曜23時40分

「おいハンサム!!」第4話


主演…吉田鋼太郎

脚本、演出…山口雅俊



…で、今回のテーマは先入観にとらわれてはいけない…ってことで、例えば源太郎(吉田鋼太郎)の部下たちは、




取引先の人たちが3人来社したら、一番若くしかも女性が立場が上の部長を、一番立場が下と勘違いして接してしまいます。



名刺交換していながら、つい見た目でいかにも上司っぽい男性の方を、そうと思い込んでしまうわけです。いかにもありそうなことですよね。



部下に代わって謝った源太郎でしたが、その源太郎もみんなが話している評判の花屋さんは若い女性だと思い込んでいたら、マジーでした(笑)




とかく人は先入観って持ちやすいですからね。

今回はお約束の源太郎のお説教もありませんでした(笑)




二女の里香(佐久間由衣)が元カレ(瀬戸利樹)と久しぶりに行った焼き鳥屋が、記憶していたほど今食べるとさほど美味しくはないと知るエピソードもいかにもありそうなことでした。




こういう誰しもありがちなことを積み重ねていくこのドラマが私めは気に入っています。




今回の評価は…8


前作との大きな違いは新たに花火師の娘であるふみか(宮本茉由)が望月煙火店に押し掛け修業で来ていることで、




それによりどんな影響を及ぼすかが、早くも明確に示されました。




テレビ朝日  土曜23時30分

「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱~」第3話


主演…高橋一生

脚本…橋部敦子

演出…竹園元




ふみかが望月煙火店に来るってことで、トイルは?着替えは?昼飯は?といろいろ気になってしまう星太郎(高橋一生)。




そのあたふたぶりが面白かったんですが、あっさりと前倒しでふみかは望月家にやってきます。




ふみかは花火師の娘なので、企業秘密は盗まれまいと星太郎は気にします。




女の子だからと継がせてもらえなかったふみかは、望月家に来て依頼を受けた打ち上げをしてふみかは感涙します。




ふみかの思いに触れた星太郎は幽霊の父親、航(橋爪功)に望月家に生まれて良かったと殊勝なことを伝えます。




さて、ふみかは航の幽霊は見えないわけでどんなことになるのか楽しみです。




今回の評価は…7





今回は紀平(要潤)も支店長を務め、出世コースと言われる銀座支店に臨店するエピソードでした。



今回もその支店で不正が行われているというパターンではなく…




日本テレビ  土曜21時

「花咲舞が黙ってない」第3話


主演…今田美桜

脚本…ひかわかよ

演出…南雲聖一



銀座支店が融資している今勢いのあるアクアソートというベンチャー企業に関して送金ミスのトラブルが起きます。




その融資担当と臨店班の2人、相馬(山本耕史)と花咲(今田美桜)も一緒に謝罪に行くのですが…




経営コンサルタントらしいその会社を訪ねると、そこはどう見ても反社の人間がやっているヤバい会社でした。




花咲たちはアクアソートの田沼社長(犬飼貴丈)や土屋常務(中山求一郎)に話を聞きますが、反社との関係性を頑なに否定します。




よくよく調べると今は本部の業務統括部長になっている前銀座支店長の小倉(矢柴俊博)が個人的な借金でそのやばいシンバシサービスから金を借りたがために関係ができ、アクアソートも紹介し巻き込んだのでした。




事実を知った花咲は、相馬が止めるのも

聞かずに、本部の小倉のところに乗り込み、知った事実を報告すると宣言します。




この腹を据えて花咲が詰め寄るシーンは今田美桜の目力が活きて迫力がありましたね。

矢柴俊博のふてぶてしさも良かったですし…




潰してやるからできるものならやってみろ!と小倉はうそぶきますが、




実は、紀平は小倉が信頼に足る男かを昇仙峡(菊地凛子)に調べさせていて、紀平はこの不祥事を隠蔽することに。




シンバシサービスのヤクザは何者かに刺され、小倉はメーカーに出向で懲戒解雇

にはなりませんでした。




あくまで報告をあげると息巻く花咲に、昇仙峡は安っぽい正義感をふりかざすんじゃないと叱責しました。




昇仙峡は紀平に従うふりをして、銀行内の膿とも言うべき負の部分を排除しようとしているんでしょうね。




スッキリしきれないオチでしたが、そこがリアルではありました。




今回の評価は…7