やっぱり、やっぱりですよ。
回収しきれずに終わったネタがウジャウジャあって、何だそりゃ???で終わってしまった残念な最終回でした。
だったら、もっと早い回で戻ってきて、きちんとわかりやすくするべきでしたね。
TBS 金曜22時
「ペンディングトレイン」最終回
主演…山田裕貴
脚本…金子ありさ
演出…田中健太
最終回を見て、私めが最も疑問だったのは、隕石って日本直撃で日本だけダメになるってことじゃなかったですよね。
…ってことです。
「日本沈没」じゃないんですから。
世界的な危機なんですよね。
日本の政府だけでどうにかしようってことじゃないし、宇宙開発にせよ、軍事力にせよ、日本は劣ってますからね。
諸外国に呼びかけるべきだし、隕石接近なんてすぐにわかるはずですよね。
宇宙ステーションとかあるんですから。
そこはツッコんじゃダメなのかもしれませんが、まずそこに引っかかりました。
ま~いいですよ。
小春ちゃん(片岡凛)の赤ちゃんが無事に産まれました~、そりゃ良かった。
タイムリープしたトンネルに田中(杉本哲太)への手紙を埋めたら、未来で読んでくれてた~ 報告できて良かった。
紗枝(上白石萌歌)と直哉(山田裕貴)はそれぞれお互いへの思いを伝えあえた~
そりゃ良かった。
ところがですよ。
寺崎(松雪泰子)の尽力でスイスのシェルターに入れば助かるって話が出たあたりから雲行きが怪しくなり…
家族や知人、友人は見捨てて、5号車の乗客だけで仲良く行こうって、そりゃ虫が良すぎやしませんかね。
直哉と優斗(赤楚衛二)は残って、やれることはやろう!ってラストでしたが、
このあとどうなったかは、視聴者の皆さんの想像にお任せします…みたいな終わり方は、ホントにやめて欲しいですね。
描けないんなら、そもそもそんなネタをぶち込まなきよゃいいし、
6号車も回収しないんなら、無しで良かったでしょう。
萩原聖人もウエンツ瑛士もこの役をやって良かったか、はなはだ疑問です。
殺人犯が6号車にいたとか、殺されてたとか、ホントに要らないエピソードでしたよね。
回収しないなら!
全体の構成をしっかりと練ってから脚本を書いてほしかったです。
最終回の感想は…5