正解が無いからこその難しさ…「ばらかもん」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

スポーツのように、記録で優劣がついたり、対戦して勝敗がはっきりとついたりするのと違い、




書道や絵画などの芸術では評価されても、それが正解かどうか難しいですよね。優劣をつける審査員の主観やセンスによりけりなところがありますから。



フジテレビ 水曜22時

「ばらかもん」第3話


主演…杉野遥亮

脚本…金沢達也

演出…植田泰史




これまで2回と、何だか変わってしまったなと思ったら脚本も演出も今回は違ったんですね。




示唆に富んだ名言もあった前回と違い、今回は割と平凡な出来でした。




清舟(杉野遥亮)の中学からの親友でマネージャーの川藤(中尾明慶)は、清舟をリスペクトし、先日書道展で清舟をしのいで大賞を手にした神崎(荒木飛羽)を伴い、島にやって来ます。





神崎はこんな島にいても良い作品は書けないから、自分と東京に帰ろうと言いだします。





受賞した作品は重鎮につまらない作品だと酷評されたし、自分がよく書けたと思った作品は自分を真似た神崎の作品に負けた。

何が正解なのか分からないと嘆く清舟。





しかし、このまま島にいたら何か新しいものが書けるはずだ…

清舟は強くそう思うようになっていました。




今回も神崎が持ってきた清舟の記事が掲載された雑誌の切り抜きを、紙飛行機にして飛ばせる少女なる(宮崎莉里沙)の奔放な行動が魅力的でした。





清舟が書いた、みんなで釣ったアジに墨を塗って、書いた「鯛」文字もユニークでしたね。




何かに気づいた時の、杉野遥亮のまっすぐな目線が印象的です。




今回の評価は…7