第10話は大阪支社の立ち上げ準備で来栖(成田凌)が不在の中での千晴(小芝風花)の頑張り。
最終回は来栖が転職を考え、千晴が来栖を面談するという、いずれもこれまで無いパターンでした。
フジテレビ 月曜22時
「転職の魔王様」第10話、最終回
主演…成田凌
脚本…小峯裕之(10・終)
演出…堀江貴大(10・終)
第10話は妻や子どもたちのために、もっと稼げる会社に転職しなきゃ!と意気込むシステムエンジニア(高橋光臣)の話。
千晴がプレゼンした会社のベンチャー企業の内定を取るんですが、転職のことを妻(大西礼芳)に言ってなくて、
妻はそんなことを望んでいるのではないと転職に反対。
妻は夫に家族との時間をむしろ増やしてほしくて、そのためなら自分も働きに出るくらいの気持ちでいたのです。
大事な転職の話を妻にも相談しないで勝手にすすめるって、そりゃダメでしょう!って話でしたね。
最終回も似たような感じで、広告プランナーになる夢を果たせずに食品メーカーに3年前に転職した滝藤(駿河太郎)のエピソード。
食品メーカーで広告、宣伝の仕事はできず、新商品の販促イベントを任されている日々。
そこを息子に見られ、もっとカッコよくありたいと再度転職に挑もうとするも…
販促イベントでは頼もしく働いていて信望も厚く、息子にも褒められ、来栖から「あなたの人生、このままでもいいんじゃないですか?」と言われるのでした。
このエピソードもなんだかな~でしたね。
むしろ、かつての同僚(小関裕太)が現れ、来栖がキャリアアドバイザーになる前にやりたかった夢に再度挑むかに揺れる話をじっくりとやっても良かったのではと思いました。
ちょっと中途半端でしたからね。
このドラマは「シッコウ!!」の執行官と同様に、キャリアアドバイザーという職業を通して、いろんな事情を抱えた人々を描き、興味深く見られました。
第10話、最終回共に評価は…7