シロさん家の墓に入れるかも…「きのう何食べた?」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回、やっと小日向(山本耕史)と航(磯村勇斗)ペアが登場しましたね。

相変わらずのクセ強キャラでしたが、幸せそうなのは何よりでした。




テレビ東京 金曜24時12分

「きのう何食べた?season2」第3話


主演…西島秀俊、内野聖陽

脚本…安達奈緒子

演出…松本佳奈




このseason2は、年齢を重ねたことによるシロさん(西島秀俊)とケンジ(内野聖陽)とそれを取り巻く人々の変化を意図的に見せていますね。





今回はシロさんの両親(田山涼成、梶芽衣子)が登場し、墓のことをシロさんに相談するシーンがそれにあたります。




父親の地元は遠いので、都内のハイテク納骨堂の墓を買ってもいいかというわけです。





遠いとお墓参りも大変ですからね。

シロさんの母親だけあって、倹約家の久栄は大勢で入るほうが割安になるからと、シロさんにもし良ければケンジ(内野聖陽)も入って4人で…と申し出ます。




以前、ケンジを傷つけたことを気にしている久栄はケンジへの手土産に初物のイチゴも持たせました。




帰ってケンジに報告するシロさん。

一緒に墓に入っていいとは、嫁として認めてくれたと早とちりして浮かれるケンジ。




シロさんは素直にケンジと久栄が会おうとしてないこと、それをシロさんも容認していることを詫びます。




やはりまだわだかまりや、しこりは厳然とあるという切なさが、ほろ苦く残る秀逸なシーンでした。





いつもはシロさんが料理担当ですが、留守なので、ケンジはシロさんなら作らない太る背徳感たっぷりのカツ丼を作って食べます。





そういえば久しくカツ丼食べてないな~と無性に食べたくなりました。





あと、シロさんの父親役は志賀廣太郎さんで途中降板してそのまま亡くなり遺作になったことをふと思い出しました。




寡黙でマジメそうなお父さんだったなとその姿が偲ばれます。

好きな役者さんでした。




今回の評価は…8