旨味の相乗効果は2つまで…「フェルマーの料理」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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前回のまかないに続いて今回も海(志尊淳)は岳(高橋文哉)に試練を与え、プレッシャーをはねのけ岳がクリアするという話でした。




TBS  金曜22時

「フェルマーの料理」第3話


主演…高橋文哉、志尊淳

脚本…渡辺雄介

演出…平野俊一




店を臨時休業にして、1組の客だけを招き、その料理を岳に作るように海は命じます。

前回、ただ1人岳に名前を教えてない乾(板垣李光人)にアシストするように命じました。




岳より先輩の乾は、岳に対抗意識があり面白くはありません。乾は料亭の息子で修業のために来ていました、厳しい料理の世界を知っているので、新米の岳を小馬鹿にしていました。





岳は赤松(小芝風花)が試作で作った旨味の相乗効果を使った一品にヒントを得た岳は、




欲張って旨味を3つも重ねた料理を作りますが、旨味は2つまでにしないと相乗効果を生まないと教えられます。




その日、招かれた客は国会議員の武蔵(堀部圭亮)とその娘、神楽(久保田紗友)

神楽は岳の幼馴染で数学者をめざしあった仲でした。




しかし、岳は離脱してしまい、神楽は岳が数学から逃げたと思っていました。





神楽に食べさせることで海は岳にさらなるプレッシャーをかけようとしたわけです。

志尊淳のサディスティックな美しさが際立ちますね。




ただ苦しめてるだけでなく厳しくして岳を引き上げようという優しさも垣間見えるのが良いんですよね。




今回は数学的な思考というより、乾と力をあわせて逸品を生み出すさまが、魅力的でした。

神楽は再スタートした岳を応援してくれたし、乾は名前を教えてくれました。




板垣李光人のビジュアルで孫六って名前なのがヘンテコでしたが…(笑)




今回の評価は…7