父親の不正をめぐる姉妹の対立…「うちの弁護士は手がかかる」第10話、最終回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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ラスト2話は2話続きのエピソードで、杏(平手友梨奈)が姉のさくら(江口のりこ)と真っ向対決となりました。




フジテレビ  金曜21時

「うちの弁護士は手がかかる」第10話、最終回


主演…ムロツヨシ

脚本…市川貴幸(10)、中園勇也(終)

演出…下畠優太(10)、相沢秀幸(終)




ラストのエピソードは杏の父親(山崎一)の最期を看取った大学病院の看護師大橋(志田未来)が不当に退職に追い込まれて、病院を訴えたい…という案件。




杏を頼って来たのに、さくらに杏は弁護士資格が無いと暴きたてられ、杏は失踪。




探しだして大橋のために戦うように仕向けますが、大橋の不当解雇には院長(螢雪次朗)の息子、慎一(浅香航大)の医療ミスがからんでいるようで、




同じことが7年前にもあり、その隠蔽に杏の父親も関与していたのでした。




杏は弁護士資格が無いというのはさくらのウソで、ちゃんとあるとわかってからの最終回は、姉妹が真っ向対決。




一時は病院と戦うのを諦めた大橋もまた

戻ってくれて、強敵のさくらに事務所総出で立ち向かいます。




何とか隠蔽を暴こうとしますが、なかなかうまくいきません。




さくらは父親の名誉を傷つける気かと、杏に迫ります。

さくらは父親の愛情が杏や杏の母親に行ったことを憎んできたようで、父親の仕事を自分こそが引き継いでいるというのが心のよりどころのようでした。




なぜ、そこまで杏を憎むのか不可解だったので、やっと納得がいきました。




結局は蔵前(ムロツヨシ)が慎一を翻意させ、慎一が医療ミスを明かすことになりました。




優秀な慎一を守ることで多くの患者が救われるという院長やさくらの理屈は崩れたのです。




あんなに自己中でプライドばかり高かった杏は最終回は、序盤とは別人のようにソフトで協調性のある人間になりましたね。




平手友梨奈もこんな感じになるんだなと見直しました。

早々に離脱しなくて良かったです。




10話の評価は…7

最終回の評価は…8