続いては最優秀主演女優賞です。
秋ドラマは以下の6人でした。
吉岡里帆
「時をかけるな、恋人たち」
小池栄子
「コタツがない家」
菅野美穂
「ゆりあ先生の赤い糸」
多部未華子
今田美桜
「いちばんすきな花」
木南晴夏
「セクシー田中さん」
吉岡里帆は彼女らしい役をのびのびと演じてましたね。永山瑛太との相性も良かったです。
小池栄子は主演であるからこそ損した感じで、ダメ男3人の引き立て役になってしまったきらいがありました。
菅野美穂はどんなカオスな状況になろうと仁王立ちして対処するたくましさと、年下との恋に走る熱情のどちらも彼女ならではの演技で魅せました。
多部未華子と今田美桜は人とうまく関われずに来た複雑な思いをどちらもナイーブな演技で説得力のあるものにしました。
木南晴夏は地味に生きる田中さんがベリーダンスを通じて変化していくさまを共感持てる演技で見せてくれました。
以上6人の中から最優秀主演女優賞に選んだのは…
菅野美穂
「ゆりあ先生の赤い糸」
個性的でもあるので好き嫌いは分かれたかもしれませんが、菅野美穂ってやっぱりただ者ではないなと改めて思わされました。
思い返せば、「曲げられない女」以降、主演作品には恵まれずに来たようにも思います。
「曲げられない女」はもう13年も前なんですね。
久しぶりに最優秀主演女優賞を贈れます。