今回は常連客の優奈(新井郁)のエピソードをからめてきましたが、無理にそこまで話を盛り込まなくても良かったのに…と思いました。
自分1人で背負い込まないで「助けて」と周りに言って助けを求めようという話で、それは幼いありす(門脇麦)を育てた頃の心護(大森南朋)の苦労話とつながっていたわけですが…
日本テレビ 日曜22時30分
「厨房のありす」第3話
主演…門脇麦
脚本…玉田真也
演出…鈴木勇馬
優奈が助けを求めたのは優奈に口うるさくしていた無理解そうな姑で、急に態度が豹変した姑に唖然となったからです。
何だか常連客とかまでからめようとしなくても、ありすをめぐっての心護や倖生(永瀬廉)、和紗(前田敦子)一家との話で十分だと私めは思ってます。
今回だって、和紗の産まれてくる女の子のために名前を考えようって話から、心護や倖生の名前の由来になり、
ありすの名前には尊敬する女性科学者の名前をつけた母親の思いがこめられてる…とかわかるだけでもいい話だったからです。
倖生の名はは人を幸せにするということで、ありすがその通りだと感謝したり、ありすの名を初めて倖生が読んでくれたり…名前がらみで十分、1話分の話になっていましたからね。
ありすの母親(木村多江)は、心護とまた仕事をしたいようですが、母親と接したらありすはどうなるんでしょう。
頑なに接触を拒む心護との間に軋轢が生まれそうです。
今回の評価は…7