前作はどんなだったか記憶がおぼろげだったので、この初回を見て、あ~そうだった、そうだったと思い出しながら見ました。
私めは反省していまして、前作はこのドラマの良さを把握する前に記事をリタイアしてしまい、見続けていたら良くなっていき、これなら書いていればよかったのにと思ったのでした。
フジテレビ 土曜23時40分
「おいハンサム!!」第1話
主演…吉田鋼太郎
脚本、演出…山口雅俊
…というわけで、あまり前作の復習をせずにぶっつけで見たのですが、このドラマってかつてTBSの日曜劇場枠でやっていたような懐かしさを感じさせるホームドラマなんだなとつくづく思いました。
主人公、源太郎(吉田鋼太郎)には由香(木南晴夏)、里香(佐久間由衣)、美香(武田玲奈)と3人の娘がいてそれぞれ男性関係がうまくいってません。
初回の冒頭では、道でカップルを見て何を言うか、実家に来て録画しそこねた不倫ドラマを見て何を言うかで、3人の性格や恋愛事情を分からせる仕組みになっていて、
初めて見る人にも前作見ていた人にも親切な作りになってました。
由香は豊富な恋愛をしてきましたが、なかなかうまく行かず、年齢を重ねて恋愛のチャンスも減りつつあることに焦りを感じています。
そんな由香は近所の謎の独身女性、大杉さん(富田靖子)とそば屋で一緒になり、看護師だったキャリアを活かし自宅でできる仕事をしている大杉さんはそば屋で天抜きを日本酒呑みながら食べることを楽しみにしているのを聞き、
こんな独身女性になるのも良いかなと思えて、ジタバタする自分を恥じるというエピソードが印象的でした。
次女の里香はモラハラ夫とは離婚し、新たな出会いを求めています。
今回は藤原竜也演じるデザイン会社の男と出会ってましたが、今後も出てくるんですかね?
三女の美香は女性にルーズなユージ(須藤蓮)と半同棲中。クズ男の追いつめ方はパワフルさを増していて今後が楽しみです。
寝違えて首にコルセットをした源太郎の間抜けた面白さは吉田鋼太郎ならではで、娘たちとのやりとりも絶妙です。
今回は取引をめぐってどちらのプランナーを選ぶかで、それから得た教訓を娘たちに伝えていました。
この毎回、源太郎がいいことを言うのもお約束なんですよね。
続編も気楽に楽しめるホームドラマになりそうです。
初回の感想は…7