2話を見て、自分が望むのと違う方向へ進むこのドラマに、リタイアのアラームが鳴り始めました。
これはどうも女性視聴者が「キュン」とすることにかなりのウエイトを置くドラマを目指しているようなので、そうなるとオジサン視聴者の私めは身を引かざるをえなくなってしまいます。
TBS 金曜22時
「9ボーダー」第2話
主演…川口春奈
脚本…金子ありさ
演出…ふくだももこ
記憶喪失中の謎の男、コウタロウ(松下洸平)に「好きになってもいいよ、オレもきっときっと君を好きになる」なんてストレートに言われてしまった七苗(川口春奈)は放心状態。どうしてよいものやら…って感じ。
そんな中、コウタロウは記憶の断片がよみがえったらしく、七苗はコウタロウの目撃者を一緒に探し始めます。
見かけた人がちらほら現れ、どうもコウタロウは深刻そうに怖い顔をしており、電話で何やらもめていたらしいことが分かります。
ま~何かあったんでしょうね。
まだ引っ張るみたいですが、私めは特にそこに興味はありません。
このドラマ、見ていてツラいのは長女六月(木南晴夏)の離婚問題も、三女八海(畑芽育)のプロポーズ問題も、どうでもよく思えて、見るモチベーションが高まらないんですね。
…で、今回も職場ではできる女性と持ち上げられながら、ツラい思いをしている七苗を描いてお茶を濁すみたいな…
前回もそうだったよね…なんです。
今回は今問題になっている「子持ち様」と呼ばれる子育てしながら働く女性のフォローをさせられるってエピソードでしたが、
これってなかなか難しい問題で、割ときれいごとでまとめていて、現実はなかなかそうはいかないよな…なんて思いながら見てました。
どうか、「キュン」少なめになってくれることを願うばかりです。
今回の評価は…6