中島健人の良さを出せる役…「しょせん他人事ですから」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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初回だけのつもりで見てみたら、案外面白く見られたので継続視聴しようかと思っています。




とかく記事が遅れがちなので、これ以上本数は増やしたくはないんですがね(汗)




テレビ東京   金曜20時

「しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~」第1話


主演…中島健人

脚本…小峯裕之

演出…本橋圭太




今年の冬ドラマで主演した「リビングの松永さん」は明らかに中島健人は役違いだったので、こちらは大丈夫か?と心配しましたが、





このドラマの主人公、保田はちょっとこれまで中島健人が演じてきた役と一味違って、ちょっといいかなと思います。




かねてより私めは主演俳優にはスター性のある自分のキャラに合った役をやる「いい役者」と、役のキャラに自分を合わせる「うまい役者」とに大きく分かれるというのが持論ですが、中島健人は典型的な「いい役者」タイプです。




とかくそのタイプはどんな役をやっても同じと言われがちで「キムタク」とか「山P」とか「マツジュン」とかニックネームで呼ばれるのも共通しています。




しかし、そんな彼らも自分のキャラを活かしながらもうひと皮むけた進化をとげる時があります。




30歳になりグループから抜けた「ケンティー」は念願の海外ドラマデビューや、映画「おまえの罪を自白しろ」での堤真一との共演など経験を重ねた結果が出始めているように思います。





前置きが長くなりましたが、このドラマで中島健人が演じる保田は、ニュータイプの弁護士です。





これまで優等生的な役が多かった中島健人ですが、この保田は「所詮は他人事」がモットーで、取るに足らない依頼は平気で断ってしまう一見やるきゼロの弁護士です。




ところがいざ引き受けるとなれば、緻密かつシュアに仕事をすすめる有能さを持ち合わせています。その二面性の演じ分けが見どころでしょう。




更に炎上や誹謗中傷などのネットトラブルを主に解決するというのが現代的でまた良いなと思いました。




原作漫画がそうなのでしょうが、トラブルが起きたらどうするかのリアルなノウハウを丁寧に描いていて、それも逆にこの手のドラマでは新鮮です。




第1話は志田未来演じる主婦ブロガーが、同じマンションに住む主婦(足立梨花)にガセネタを流され炎上するというトラブルでした。




謝らせましたが、慰謝料を滞納するその主婦を第2話ではこらしめるようです。




第1話の感想は…7