お仕置きと反撃…「しょせん他人事ですから」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回は前回の「主婦ブロガー炎上編」の続きと「アーティスト偽動画編」の途中まででした。




ちょうど今、オリンピック開催中で、SSNSを通じての選手への誹謗中傷が問題にもなってますから、タイムリーなテーマではありましたね。




テレビ東京  金曜20時

「しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~」第2話


主演…中島健人

脚本…小峯裕之

演出…本橋圭太




人気主婦ブロガーのこずえ(志田未来)に対して事実と異なる投稿を流して炎上させた優里香(足立梨花)は、




こずえに依頼を受けた保田(中島健人)により発信者としてつきとめられ、謝罪し慰謝料を払うことになったのですが、図々しいことに慰謝料を滞納。




これはお仕置きをしなければと、保田はゲーム仲間の執行官、二宮(大水洋介)に動産執行を依頼します。




中島健人は局は違いますが執行官を描いたドラマ「シッコウ!」に出演していましたから、ちょっとニヤっとしました。




動産執行にはいろんなルールがあり、さほど執行してもさほど差し押さえる物は無いんですが、



家族にバレ、マンションの住民たちにも怪しまれ、ダメージを与えるには十分でした。

保田の言う通り「嫌がらせ」なんですけどね(笑)




優里香の夫、浩之(笠原秀幸)は妻と大違いの誠実な人物で、すぐに残金を用意してきて支払い、




この期に及んでもまだみんながこずえを悪く言ってたから…と言い訳する優里香に、現実と向き合え!と叱ります。

オレも悪かったと謝りもします。




ま~、優里香には鬱積する不満があってそれを晴らしたくて書き込みした部分はあるでしょうからね。




優里香が引っ越すのかと思いきや、こずえの方が引っ越しました。

優里香も住みづらくなったでしょうけどね。




そして、今回から始まったのは「アーティスト偽動画編」。

こちらも今どきありそうな話で、人気兄妹アーティストの「ヌーヌー」の兄、リオ(野村周平)の中学時代のいじめ動画なるものが、ネットで拡散され、




心を痛めた妹、リホ(平祐奈)は体調を崩し活動休止に追い込まれるという話。




動画は明らかにニセ動画で、怒り心頭のリオは保田のもとにやって来て、書き込んだヤツも拡散したヤツらもすべて特定してさらすと伝えます。



その数、実に3万アカウント。

保田はさすがに時間と金がかかりすぎるから100アカウントに絞ることを提案。



リオはちゃんと悪質な順から並べていて、その上位からやっていくことにしました。




100アカウントでも2~3千万はかかるらしく、やはり情報開示請求は時間も金もかかるから泣き寝入りしがちとわかりました。




怒りの炎がメラメラ燃えてるリオを、野村周平はギラギラと演じていて迫力がありました。この人は山崎賢人にも劣らぬ逸材なのにもったいないですね。




リオに対して至ってクールに対応し、シュアな方法を提案していく保田のプロフェッショナルさを中島健人も好演してました。




リオは会見を開き、動画はデマであり、損害を受けたので戦うことにしたと宣戦布告。クラウドファンディングで賛同者から寄付も募りました。




現実でもこれをやってくれる人が現れたらいいのにと思いました。

匿名による悪質な誹謗中傷は許されるべきではありませんからね。




興味深かったのは、こういった問題に精通している保田が普通の人がちょっとした不満があってやっていると言ったことでした。

おそらくそうなんでしょうね。




情報開示請求で明らかになった1人、広告代理店の部長の中山(小手伸也)が次回は逆に酷いめにあうようです。




ネット社会の怖さをこのドラマではいろいろ知れそうですね。




第2話の評価は…7