ここまで見てきて航平(中沢元紀)と太一(小林虎之介)はそれぞれどういう性分か、丁寧に描かれてきているのでよく分かるんですね。
なんでそんな言い方をしてしまうのか…
今回も仕事を本腰でやっていくために、大学を辞めようか悩む太一をめぐって、2人は切ないすれ違いを起こしてしまいます。
テレビ東京 水曜24時30分
「ひだまりが聴こえる」第10話
主演…中沢元紀、小林虎之介
脚本…川﨑いづみ
演出…牧野将
道でたまたま会った犀(池田良)に気に入られ、企業向けに障がい者対応の研修を行う犀の会社で働くことになる太一。
研修も手伝ったりして、やりがいを感じていきます。
いきいきとやる気がみなぎり働く太一を見て、犀は正社員にならないかと誘います。
1つのことに熱心になったら、それに邁進するのが太一。
正社員になるなら大学は辞めないといけないと思うようになります。
そのことを航平に相談すると、航平は太一と離れるのは寂しいはずなのに、太一のためにはその方が良いからと、
自分のことは気にしないでいい、ノートテイクも他の人に頼むからと言ってしまいます。
本音では、お前が必要だからと引き留めて欲しかった太一は、航平のつれない言葉に腹が立ち、だったらいいよと思うのです。
またこんなすれ違いかと思ってしまいましたが、仕方ないんですね、お互いそういう性分なんで。
航平はマヤ(白石優愛)にはいかに太一が自分を変えてくれた存在だと言っていただけに、なぜそれが伝わないかともどかしく思いました。
第10話の評価は…7