どのキャラも愛着が増すばかり…「無能の鷹」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

このドラマ、流石!脚本が「正直不動産」を書いた根本ノンジだけに、ヒロイン鷹野(菜々緒)を取り巻く脇キャラたちがどの人物もイキイキと個性的に描かれていて愛着がわきやすくなっています。





今回フィーチャーされた雉谷(工藤阿須加)は鳩山(井浦新)のようにイイ人ではなく、鶸田(塩野瑛久)のように不器用でもなく、要領よく立ち回って責任を負いたがらない、営業部ではあまり好かれにくいキャラです。




テレビ朝日  金曜23時15分

「無能の鷹」第4話


主演…菜々緒

脚本…根本ノンジ

演出…村尾嘉昭





社内運動会の仕切りも、鶸田の指導係も言葉巧みに回避して、他に押し付ける雉谷は、出世などしなくてよいと割りきっていて、営業部にもそこにいるメンバーにも愛情を持たずにドライかつクールに接しています。




そんな雉谷が調子を狂わされ、いつもの雉谷らしからぬ言動をしてしまうというのがミソでした。




演じる工藤阿須加はこういうクセのあるキャラを演じた方が活きる人で、のびのびと演じています。




不思議と鷹野(菜々緒)が入ってから営業部のメンバーの結束が強まっている感じが不思議ですね。




ただ、これだけしたたかな雉谷が、カノジョには振り回され、雨中に土下座までしてしまうのは雉谷らしくなくて、なんでかな?と疑問てはありました。




あと、今回は鷹野のおバカっぷりがいつもより薄めでもの足りなかったです。

第4話の評価は…7