誰も嘘をついてない…「嘘解きレトリック」第8話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回はもめ事が起きても誰も嘘をついてなかったというちょっと異色ながら、このドラマらしい内容の回でした。




フジテレビ  月曜21時

「嘘解きレトリック」第8話


主演…鈴鹿央士、松本穂香

脚本…武石栞

演出…西谷弘




まずは端崎(味方良介)が駅でスリにあい、電車代が盗られ、娘の出産に立ち会えないと困っている女性(有森也実)に、電車代を貸してあげたエピソード。




その話を聞いた鹿乃子(松本穂香)も左右馬(鈴鹿央士)もそれは寸借詐欺だと指摘しますが、端崎はホントだったと信じたいと譲りません。




鹿乃子は嘘を見抜けてしまうので、人に嘘をつかれ傷つくことはないので想像するしかないのですが、左右馬は嘘が分からない人間は君が思っているより強いから…と答えます。





そうですね。信じたら嘘をつかれ傷つくことが重なって、人は強くなっていく部分はありますね。




さて、メインのエピソードはくら田の亭主(大倉孝二)が八百六の六平(今野浩喜)から弁当を注文され、作った数が違うで大喧嘩に。




十三頼んだのに、二十三も作られてしまったのです。代金を払え!払わない!で朝からもめていて、くら田の女房(磯山さやか)から喧嘩の仲裁を左右馬は頼まれます。




しかし、六平に聞いても、くら田の夫婦に聞いても誰もウソをついていません。

六平は確かに十三頼むと書いたのに、残された注文のメモ紙には確かに「廿三」と書かれているのです。




くら田の亭主は機嫌を損ね、今日は店は休みとゴネてしまいます。




鹿乃子は自分がウソを見抜けなくなったのでは?と不安にかられますが、そこはだ大丈夫でした。




端崎から金を借りた女性を探しに駅で張り込む中で、ホントの寸借詐欺に声をかけられ、その若い女性(唐田えりか←気づきませんでした)が親孝行のため詐欺をしているのを見抜きました。




くら田の方は、左右馬があれこれ考えて、万年筆のインキがメモを二つ折にした時に写って廿になったと判明します。




誰もウソはついてなかったんですね。

それなのに疑ってしまった自分を恥じていました。




もうタロくんを泣かさないでほしいですね。心配したり落ち込むタロくんが健気でした。



端崎が金を貸した女性も詐欺ではなく、ちゃんと金を返してくれました。




このドラマらしくほのぼのとした終わり方でした。

お弁当美味しそうでしたね。




8話の評価は…8