第7話は静(中井貴一)がモットーとする「人を見て人を治す」を鮮やかに実践してみせる回でした。
テレビ朝日 木曜21時
「ザ・トラベルナース」第7話
主演…岡田将生、中井貴一
脚本…香坂隆史
演出…金井紘
歩(岡田将生)は道で倒れている少女を助けて救急搬送につなげますが、処置する時に肋骨を折ってしまい、
その少女は有名な卓球少女で、その母親が歩を訴えると騒ぎだします。
母親は娘にべったりのスパルタママで、自分は嫌われようとお構い無しのモンスターペアレントなんです。
歩は院長(山崎育三郎)から謹慎を命じられます。
少女は自分のために嫌われる母親の姿を見るのがツラくて、卓球が嫌い!と言い出します。
静は広島弁で母親を一喝します。
「子どもはのう、親の夢を叶えるための道具じゃないんじゃ!」
母親の痛いところを突きましたね。
更に静は病室を抜け出した少女をさがしあて、優しく語りかけます。
「さっき『卓球が嫌い』と言ったのはウソですね。実にいいウソでした。
「えっ?」
「おじさんにはわかります。なぜならおじさんもウソつきだから…」
静は少女の本心に寄り添いました。
しかし、本音をぶつけなさいと言ったら少女が本音をぶつけたのは歩へのプロポーズでした(笑)
気遣いなく断る歩も笑えたし、もっと言い方あるでしょうと責めるナースたちも良かったです。
今回意味ありげに登場した八木(若村麻由美)は院長の隠したい過去に関わっているようです。
どうなりますか。
7話の評価は…7